今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
礼真琴さんの日本武道館公演『ANTHEM』
の演出は、何と、竹田悠一郎氏でした。
竹田悠一郎氏の経歴を見ると、
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2014年、宝塚歌劇団に入団。
2021年、花組バウホール公演『PRINCE
OF ROSES』で演出家デビュー。
2024年、星組ショー『Tiara Azul』で大
劇場公演演出家デビュー。
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他に演出作品としては、
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2022年、花組『殉情』(バウホール)
2023年、星組『My Last Joke-虚構に生き
る-』(バウホール)
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があります。
つまり、演出家としては、経験が浅いと
いうことになります。
私は、『Tiara Azul』という作品を余り高
く評価していません。
コメントの最後に「今後もこのような作
品を作るのであれば、ハッキリ言って、
ショーの演出家には向いていないと思い
ます。」と書いています。
つまり、テンション上がりっぱなしで、
メリハリがないのです。
例えば、花組公演の稲葉大地氏の作品
『Jubilee』と比較すると、それがハッキ
リと分かります。
『Jubilee』には、メリハリがあって、
『Tiara Azul』のように、ずっと、手拍子
が続くということはありません。
『ANTHEM』は、大抜擢だと思います。
ただ、大田高彰氏との役割分担が明確で
ないので……。
思うには、宝塚のショーでテンション上
がりっぱなしだと疲れてしまいます。
(『Tiara Azul』を評価する人も多いよう
ですが、私はそうは思いません)
一方、『ANTHEM』は、コンサートです
から、テンション上がりっぱなしでもい
いことになります。
竹田悠一郎氏は、宝塚のショーには、不
向きだと思いますが、コンサートには向
いているのかな、と思いました。