壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

初めまして!

初めまして。ブログ初心者の壽々(じゅ
じゅ)です。


このブログでは、宝塚歌劇や東宝ミュー
ジカルなどのミュージカルを観劇した感
想や観劇にまつわるあれやこれやを素人
目線で綴っていきたいと思います。


どうぞよろしくお願いいたし
ます(^O^)


で、最初の今回は、私はこんなものを観
劇に行っているんだ~といったことを、
この1か月ほどの私の観劇実績を振り返っ
て書いてみたいと思います。


■ 6月29日(火)
  『シャーロック・ホームズ』『Déli
   cieux!ー甘美なる巴里ー』を宝塚
   大劇場の(何  と!)SS席4列
   目センターブロックにて観劇。
  (友の会様ありがとうございました)


  お芝居の『シャーロック・ホームズ』
  の方は、原作とは少し内容が違うも
  のの、シャーロック・ホームズ、そ
  の助手役のワトスン博士、シャーロッ
  クの兄のマイクロフト、シャーロック
  ・ホームズにして「あの女性(ひと)」
  と言わしめたアイリーン・アドラー、
  ホームズの宿敵のモリアーティ教授、
  ベーカー街のホームズの下宿する下宿
  屋の家主のハドスン夫人、スコットラ
  ンド・ヤードのレストレード警部など
  ホームズファンにとってはお馴染みの
  面々を揃え、1時間半の物語に纏めて
  います。滝のそばでホームズとモリア
  ーティが決闘する場面もでてきます。
  最後にはモリアーティと一緒に滝から
  落ちて死んだはずのホームズが生きて
  いて(ここは原作通り)、しかもホー
  ムズがアイリーンにキスして終わる
  (これは原作にない)という宝塚フ
  ァンにとっては嬉しい展開でした
  (真風涼帆さんと潤花さんの新トッ
  プコンビの大劇場お披露目公演です
  からね)。(なぜか最後に死んだは
  ずのモリアーティ教授が登場してい
  ました。ここは芹香斗亜ファンへの
  サービスなのでしょう。)


  一方、レビューの『Délicieux!ー甘
  美なる巴里ー』の方は、パリを舞台
  とした華麗で甘美なスウィーツの世
  界。主役のスウィーツになぜかマカ
  ロン(ペンライトがよく見るとマカ
  ロンでした~)。中でも注目は第6
  場の王妃マリー・アントワネット。
  よく見るとマリー・アントワネット
  は芹香斗亜さん!(この時まで、芹
  香斗亜さんがマリー・アントワネッ
  トになるとは知りませんでした。)
  お付きの貴婦人達も皆、男役さん。
  その登場シーンでなぜか笑いが……。
  客席の笑いは、この貴婦人達の一人
  がドレスの裾を踏んづけて転びそう
  になったからでした。(歩き方が男
  役(笑))次の第7場は、打って変っ
  て高級娼婦達の世界。桜木みなとさ
  んがこれも女装(?)して登場。た
  だし、内容的には私の男性目線から
  見てもちょっととどうかな~いう演
  出。そしたら、やっぱりファンから
  クレームがついたようで演出を少し
  変えたみたいです。


  お芝居もレヴューも全体としては、
  よく出来ていて、とても楽しく観劇
  できました!


  なお、私個人は宙組では、紫藤りゅ
  うさんのファン(キャトルレーヴで
  写真を1枚購入しました)今回は、
  お芝居もレヴューも紫藤りゅうさん
  の登場シーンがたくさんありました。
  良かった~。


■7月1日(木)
  宙組公演宝塚大劇場での2回目の観劇。
  今回は、少し後ろの席(16列目)で、
  舞台全体をよく見ることができまし
  た。


■7月4日(日)
  『アウグストゥスー尊厳ある者ー』
  『Cool Beast!!』の千秋楽を華優希
  さんのサヨナラショーが見たくて映
  画館にてライブ中継を観劇。宝塚大
  劇場では幸いにも2回観劇できてい
  るのですが、緊急事態宣言のため、
  大劇場公演は途中から中止になって
  しまいました。(ついでにチケット
  が当選していた『夢千鳥』も中止
  (涙))


  ショーの『Cool Beast!』はとても良
  かったのですが(特に柚香光さんと
  水美舞斗さんが骨付き肉を巡って対
  決するシーン、全国ツアーではここ
  はどなたが柚香光さんのお相手をな
  さるのでしょうか?)、お芝居の方
  は、ちょっと主人公のオクタヴィウ
  スがね、「血を見るのが嫌いなんだ」
  という感じで。アントニウスやアグ
  リッパのような武将ではないにして
  も、もう少し強くしても良かったの
  ではないかと……。(ポスターのイ
  メージとちょっと違う……)海戦の
  場面ではアントニウスに負けそうに
  なったところをブルートゥス(永久
  輝せあさん)の亡霊に助けられてい
  るし……。(次の『哀しみのコルド
  バ』はいいとしても、『元禄バロッ
  クロック』は大丈夫かな~。心配で
  す。)


■7月5日(月)
  『ロミオ&ジュリエット』を梅田芸
  術劇場メインホールで観劇。宝塚歌
  劇の「ロミオとジュリエット」では
  なくて、こちらは、TBS、ホリプロ、
  東宝、梅田芸術劇場の4社共同制作版。
  ロミオを黒羽麻璃央と甲斐翔真のW
  キャスト、ジュリエットを伊原六花
  と天翔愛のWキャスト、その他、ベ
  ンヴォーリオ、マーキューシオ、テ
  ィボルト、それに「死」もWキャス
  トです。(宝塚版と違って「愛」は
  出てきません。)キャビュレット夫
  人を宝塚OGの春野寿美礼さん、モ
  ンタギュー夫人をこちらも宝塚OG
  の秋園美緒さんが演じていました。
  演出は宝塚版と同じ小池修一郎先生。
  舞台は、宝塚版と違って鉄パイプ
  と鉄製階段などの簡素なセット。踊
  りは男性ダンサーも加わって力強く
  アクロバティック。今回は、甲斐翔
  真さんのロミオと伊原六花さんのジ
  ュリエットの組み合わせで鑑賞しま
  した。甲斐翔真さんも伊原六花さん
  も歌唱力も演技力もあり、良かった
  と思います。(なお、宝塚版は大劇
  場でA日程とB日程の両方を観劇して
  います。A日程は極美慎さんのマー
  キューシオが、B日程は愛月ひかる
  さんの「死」が好き。ブルーレイを
  A日程とB日程の両方とも購入しまし
  た~。
  こちらの『ロミオ&ジュリエット』
  も12月にDVDが出るので予約済みで
  す。←今回ロミジュリそのものには
  まりました。いいミュージカルはや
  っぱりいい。特に音楽がいい。『エ
  リザベート』なんかもそうですがミ
  ュージカルは曲が良くないとね。)


■7月8日(木)  
  『ロミオ&ジュリエット』2回目を
  梅田芸術劇場メインホールで観劇。
  今回はロミオが黒羽麻璃央さん、
  ジュリエットは前回と同じく伊原六
  花さん。脇役を岡幸二郎さんや石井
  一孝さん達のベテラン勢で固めてい
  ます。宝塚のB日程の愛月さんの「死」
  も良かったけど、こちらはKバレエ
  カンパニープリンシパルの堀内將平
  さんが「死」を演じていました。
  さすが!!!


■7月11日(日)
  『マタ・ハリ』を地元愛知県の刈谷
  市総合文化センターで観劇。マタ・
  ハリは柚希礼音さんと愛希れいかさ
  んのWキャスト。私は柚希礼音さん
  のファンクラブ会員ですので、当然、
  柚希さんのマタ・ハリで観劇しまし
  た。それにしても、今回のWキャス
  トには少々???マタ・ハリを二重
  スパイに仕立てながらマタ・ハリへ
  の愛に苦悩するラドゥー大佐を田代
  万里生さんが演じていました。今ま
  での田代万里生さんが演じていた役
  とは全くイメージの違う役を演じた
  ことにちょっと驚き。こんな役もで
  きるようになったんだな~という思
  いです。


■7月13日(火)
  『婆娑羅の玄孫』を梅田芸術劇場シ
  アター・ドラマシティで観劇。うめ
  げいの会員先行でチケットGET!! 
  轟悠さんがまさかの退団。その退団
  公演を生で観れて幸せ。轟悠さんは
  本当は大名佐々木家の次男でありな
  がら名前を細石(さざれいし)蔵之
  介と変えて浪人として長屋に住む。
  (細石蔵之介は、忠臣蔵の大石内蔵
  助のもじりですかね?第1幕が仇討
  の話だから?)で、第1幕は長崎か
  ら江戸にやってきた中国人姉弟が父
  親のかたきを討つのを細石蔵之介が
  手助けをするというお話(これも
  「江戸の敵を長崎で討つ」の逆バー
  ジョンですかね?)。第2幕は佐々
  木家の跡継ぎの長男が病死したため、
  細石蔵之介が嫌々ながらも最終的に
  は跡を継ぐというお話です。佐々木
  家から2名の家臣(美稀千種さんと
  天華えまさん。二人とも第1幕のか
  たき討ちで殺されたはずですが、
  それでは第2幕で出番がないので、
  佐々木家家臣として復活。)が細
  石蔵之介の説得に来るのだが、こ
  のあたりが少し、冗長か。しかし、
  途中からいきなり謎の(?)忍者
  集団に襲われて場面は一気に緊迫。
  轟悠さんの立ち回りを見せるため
  に無理やり突っ込んだという感じ。
  (私的にはそれでいいじゃないです
  か~最後なんだし。)最終的には佐
  々木家の跡を継ぐことを決心し、近
  江へと旅立つ細石蔵之介(本当の名
  は佐々木高久)。品川宿まで追いか
  ける長屋の連中の前に大名駕籠から
  現れるのは、すっかり大名の姿にな
  った細石蔵之介(佐々木高久)。轟
  悠さんの最後の大名姿はファンに対
  する植田紳爾先生からのサービスだ
  と思います。サービスといえば、長
  屋では細石という名前でしたので、
  長屋の連中からは「石さん」「石先
  生」と呼ばれていました。植田紳爾
  先生からの轟悠さんへの愛情のよう
  なものを感じました。(他にも『長
  崎しぐれ坂』を連想させる場面も。)
  なお、瓦版売りの役で極美慎さんが
  出ていましたが、ソロで歌も歌い、
  大活躍でした。今後が楽しみな星組
  の男役さんです。(星組では、私は
  綺城ひか理さんと極美慎さんのファ
  ンです


■7月15日(木)
  『シャーロック・ホームズ』『Déli
  cieux!ー甘美なる巴里ー』の3回目
  を宝塚大劇場で観劇。ローソンチケ
  ット貸切公演で、席は24列目右サイ
  ドサブセンターブロック。2列後ろが
  A席。貸し切り公演ですからネ。そ
  ういうこともあると思います。お芝
  居では、真風涼帆さんのシャーロッ
  ク・ホームズが「退屈だ~。退屈だ
  ~。」と言いながら、ローソンの
  「L」の字の格好をして、客席の笑
  いをとっていました。レビューの方
  は、この時には、批判を受けていた
  場面の演出は変更されていたハズで
  すが……。ウーン、多少変わったか
  なー?余りよく分かりませんでした
  (~_~;)


■7月19日(月)
  『マタ・ハリ』の2回目を梅田芸術劇
  場メインホールで観劇、のハズでし
  たが、名古屋駅に到着してスマホを
  見たら、メールの着信履歴が。柚希
  礼音さんのファンクラブからのお知
  らせで、公演関係者にコロナ陽性者
  が出たので、7月19日と20日の3公演
  を中止にするとのこと。(新幹線に
  乗る前に気づいて良かったー。でも、
  ガックリ。)仕方がないので、デパ
  ートの北海道物産展で、苺のシュー
  クリームを買ってトボトボと家路に
  つきました。(私の〇〇歳の誕生日
  なのにーと思いつつ。)加藤和樹さ
  んのラドゥー大佐を楽しみにしてい
  たのですが、こちらはDVDが出る予
  定ですので、DVDで観ます。


■7月23日(金)
  『マノン』をKAAT神奈川芸術劇場
  で観劇。バウホールは思ったとおり
  落選。KAATでかろうじて2階席2列
  目が当たりました~(^O^)。さて、
  この『マノン』の感想が???
  観劇後、駅へ向かう途中で私の前を
  歩いていたご夫婦の旦那の方が「登
  場人物全員バカじゃないの?」……
  奥さんは黙って苦笑していました。
  「登場人物全員バカ」は言い過ぎと
  思いますが、主役のロドリゴ(愛月
  ひかるさん)とマノン(有沙瞳さん)
  になんだかな―と思ったのは私だけ
  でしょうか?もともとそういう作品
  (原作は小説の「マノン・レスコー」)
  なのかもしれませんが(少しは宝塚
  向きに内容を変更してはいるようで
  すが)、20年前に瀬奈じゅんさんの
  主演で上演され、好評を博したとの
  ことですが、この作品が今の宝塚フ
  ァンの心に響くものであったか、わ
  ざわざ再演するような作品であった
  のかについては、少々疑問が残りま
  す。その後、主演を務めた愛月ひか
  るさんが退団されるとの発表が8月3
  日にあったので、ひょっとしたら、
  愛月さんがこの作品を希望されたの
  かな?とも思いました。お話の内容
  はともかく、愛月ひかるさん、有沙
  瞳さん(やはりマノンのような役は
  有沙さんのような人にやってもらい
  たい)を始め星組のメンバーは素晴
  らしかったと思います。


■8月4日(水)
  この4月に宝塚を退団された望海風斗
  さんのファーストコンサート『SPE
  RO』を梅田芸術劇場メインホールで
  観劇。1階席26列目(1階席では最後
  列)という梅芸では初めての席でし
  たが、コンサートだからまあいいや、
  という感じで観に行きました。コン
  サートの感想はというと、「素晴ら
  しかった!!!!」 の一言に尽き
  ます。内容については、ほかの方が
  ブログで曲目まで含めて詳細に書い
  ていらっしゃいますので、ここでは
  述べませんが、望海さんの声の幅が
  宝塚の男役の枠から外れて拡がった
  せいか、のびやかに(という表現で
  いいかどうか分かりませんが)歌わ
  れているように感じました。
  (これDVDかCD出ないかな?出れ
  ば絶対に買うのに。著作権で無理か
  な。)
       公式ホームページでは休憩なしの90
  分、実際には100分ぐらいかな。本
  当にあっという間に過ぎました。終
  わったら毎度おなじみの規制退場。
  一番最初かな?と思っていたら前方
  席が最初。待っている間にまさかの
  左隣の女性からの私(男性です)へ
  の話しかけ(マスクはしていました
  が)(汗)。隣の方「望海風斗さん
  のファンですか?」(相手が望海風
  斗ファンかもしれず、違うとも言い
  づらいので)私「宝塚のファンです。」
  (まあ、間違ってはいないと思いま
  す。)すると隣の方「どの組のファ
  ンですか?」(そう来たか)(ここ
  は慎重に)私「どの組も万遍なく観
  ています」(本当は花組ファンです)
  その後、いくつかやりとりがあって、
  どうも宝塚OGの話に移ったようで、
  私「明日海りおと柚希礼音のファン
  クラブに入っています。」と言うと
  隣の方「私も柚希さんのファンクラ
  ブに入っていたんだけど2年で辞めま
  した。」私「……???」(なんだ
  これ?)ここで私達の席の規制退場
  が始まったので、その女性は「あり
  がとうございました。」と言ってそ
  のまま去っていきました……?。な
  んにせよ、劇場で開幕前も休憩時間
  中(幸いにも今回は休憩時間があり
  ませんでした)も終演後の規制退場
  の待ち時間もお友達との会話はマス
  クをしていても、控えていただきた
  いと思いますし、いわんや赤の他人
  には決して話しかけないでください。
  お願いします。なお、今度、望海風
  斗さんにお会いするのは、たぶんミ
  ュージカル『INTO THE WOODS』。
  望海さんは魔女の役。「なんで主役
  でないのー」という望海ファンの方
  もみえるようですが、映画では魔女
  はメリル・ストリープが演じた役で
  かなり重要な役(だったと思います)。
  (主演は、パン屋の夫婦かなー。)
  他に『INTO THE WOODS』には、
  宝塚OGとしては、朝海ひかるさんと
  湖月わたるさんがシンデレラの意地
  悪な継姉として、麻実れいさんがジ
  ャックと豆の木の巨人として(声だ
  けの)出演。映画版を映画館で見て
  いますが、ファンタジーではなく、
  かなりブラックな内容です。


■8月10日(火)
  この日は、明日海りおさん主演の
  『マドモアゼル・モーツァルト』の
  ファンクラブ枠のチケットの抽選発
  表日で、ドキドキしながらメールを
  見たら、2公演申し込んで2公演とも
  当選していました!!。ぴあチケッ
  トの公演も当選していたので、全部
  で3公演観劇できることになりました。
  (嬉しい
  
  (あとはコロナで中止になりません
  ように(←神頼み))


と、まあこんな具合で、かなりハードな
スケジュールで(なんせ毎日が日曜日な
んで体力と財力があれば可能です。私は
どちらもありませんが……)、結果、中
止になった公演を除くと、この1か月はラ
イブビューイングも含めた宝塚歌劇が6回、
その他のミュージカルが4回の観劇でした。
まあ、自分の感覚ではだいたい宝塚とその
他とでフィフティフィフティくらいですか
ね。


明日(8月15日)は、月組『桜嵐記』
『Dream Chaser』の千秋楽ライブ中継を
映画館で観劇する予定です。(大劇場で
は2回観劇していますが、サヨナラショー
と退団挨拶が見たいので……。)(ちょ
っと雨が心配(~_~;))


冒頭で、「簡素に、また簡潔に」と言っ
ておきながら長々と書いてしまいました。
また、誤字(特にジェンヌさんのお名前
←普通には出てこない)、脱字等があり
ましたら、何卒ご容赦ください。


これからもよろしくお願いい
たします。