壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

華麗なる花組レヴュー『ENCHANTEMENT-華麗なる香水-』ー2回目観劇!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、花組公演『うたかたの恋』『E
NCHANTEMENT-華麗なる香水-』の
2回目観劇に宝塚大劇場へ遠征してきま
した。


前回は、ローソンチケットで当選した貸
切公演で8列目センターブロックでした
が、今回は、チケットセディナで当選し
た2階2列目サブセンターブロック。
チケットセディナの貸切公演は、必ず、
11時公演なので、名古屋からだと間に合
わず、追加発売で当選した13時公演でし
たが、いつも大抵、席が良くありません。
それでも、上から見下ろす感じで、舞台
は良く見えました。


さて、今回は、レヴューの方の感想です。


羽根扇を持ったエイトシャルマントが踊
る中、調香師レイ(柚香光さん)が美し
い香水瓶の中から登場、って、あれ香水
瓶だったんだ!!
手に持った魔法の香水を振りかけると、
舞台全体に照明が当たって、豪華な香水
棚の二階建てメリーゴーランドが現れ、
調香師と香水たちによる荘厳華麗なレヴ
ューの幕が開きます。(と、「歌劇」1
月号の座談会に書いてあります)


この花組生が香水棚とともに、パッと現
れる場面が、華やかで、いかにも、花組
のレヴューの始まり、と言った感じで、
とても素敵です。


香水(パルファン)の娘役さんの衣装も
白に透き通るような水色で、とても綺麗
で可愛いです。


主題歌を順番に歌い繋いで、その後は、
和海しょうさんと朝葉ことのさんのデュ
エットで、柚香光さんと星風まどかさん
のデュエットダンスへと続き、最後は、
花組メンバーの総踊りとなります。


もう、プロローグから、花組らしい華麗
さで魅せられます。


その後は、MFG5(永久輝せあさん、 帆
純まひろさん、聖乃あすかさん、一之瀬
航季さん、 侑輝大弥さんの5人。なんで
MFG5なのかは、歌劇1月号で!)によ
る歌の後、ダルマ姿の希波らいとさんを
中心にしたロケット~!!!
これが第2章のシトラスの場面。


第3章のアロマティックの場面は、水美
舞斗さんが銀橋を「亡き王女のためのパ
ヴァーヌ」に歌詞を付けた歌を歌いなが
ら渡っていきます。
で、女役の聖乃あすかさんが登場して、
水美舞斗さんとのデュエットダンスにな
ります。この時の衣装もいいですね。
曲は、ボレロアレンジに変わっていき、
舞台中央がせりあがって、二人が……。
「禁断の愛」を描いた場面です。
曲が最高潮に盛り上がったところで、舞
台が暗転します。


第4章は、フローラルの場面。
ここは、『うたかたの恋』の①でちょっ
と紹介しました。
ニューヨークの場面です。
柚香光さんがフレッド・アステア風らし
いんですが……?まあ、格好いいから、
どうでもいいか。
一昔前のニューヨークと言った感じで、
スタイリッシュに歌って踊る場面です。
そして、ドアボーイ(鏡星珠さんと遼
美来さん)二人が奥のドアを開けると
中からマリリン・モンロー風のNYCド
ールSの星風まどかさんが現れて、柚
香光さんとのデュエットダンスになり
ます。この場面も素敵ですよね。
そこから、再び、総踊りになります。
柚香光さんと星風まどかさんは、白、ほ
かのメンバーは、黒が基調の衣装で、お
洒落でスタイリッシュな場面です。


次は、第5章オリエンタルの場面ですが、
このレヴューで私の一番好きな場面です。
まず、「トゥーランドット」の曲をアレ
ンジした歌を聖乃あすかさん、永久輝せ
あさん、水美舞斗さんと歌い繋いでいき
ます。
その後、娘役さんの赤い羽根扇で囲まれ
た柚香光さんが登場し、『虞美人』の
「赤いけしの花」を歌います。
その後、水美舞斗さんが加わり、二人で
の踊りの後、黒い扇を持った男役さんた
ちの踊りへと移ります。ここが素敵です。
その後は、愛乃一真さんと咲乃深音がデ
ュエットで歌う『皇帝と魔女』から「愛
の歌」で、柚香光さんと星風まどかさん
のデュエットダンス。
そこから、総踊りで客席参加型の振り付
け。例の扇はここで使います。いきなり
来ますので、予め、ご用意を。
衣装もいいですが、舞台セットが中国風
で素敵な場面です。


次は、ガラリと雰囲気が変わって、第6
章ウッディー&マリンの場面。
星空美咲さんが娘役たちを引き連れて、
「I'll tell me ma」を陽気に歌いながら、
銀橋を渡ります。
その後、水夫の格好をした男役さんたち
が、永久輝せあさんを中心に「The Water
 Is Wide」を歌って踊ります。
そこへ、娘役さん達も加わっての踊りに
なります。


その次は、第7章のムスクの場面。
正面奥に大きな鹿の頭の剥製があるので、
何で?と思うのですが、あまり意味はな
いらしい。
ここは、『REON JACK』でお馴染みの
SHUN先生の振り付けによる男役さん達
のダンスバトルシーン!!
と思って観ていたのですが、鹿の剥製の
インパクトが強すぎて、どんな場面だっ
け??
今度、千秋楽ライブ中継を観ますので、
そこで確認します。


で、第8章はグルマンです。
星風まどかさんがお星さまになって(A
NGEL?)、銀橋を渡りながら歌います。
星たち(STAR)が歌い、柚香光さんも加
わってのダイナミックなダンスになりま
す。
ここも振り付けは、SHUN先生。


第9章は、ENCHANTEMENT-華麗なる
香水-Finaleでフィナーレに入ります。
『マイ・フェア・レディ』の「君済む街
角」、『三文オペラ』の「Mack the Knife」
などのミュージカルの名曲メドレーにな
ります。
そして、柚香光さんと星風まどかさんの
デュエットダンスのナンバーは、『南太
平洋』から「魅惑の宵」。しっとりとし
た曲での素敵なデュエットダンスになり
ます。


そして、最後は、パレードの階段降り。
第10章ENCHANTEMENT-華麗なる
香水-Grand Paradeになります。
エトワールは、星空美咲さん。
もう、組替えせず、花組でトップ娘役で
いいのでは?


永久輝せあさんは、なぜか、今回は羽根
を背負わず。
二番手確定だからいい、と思っているの
かもしれませんが、だからこそ、きっち
りと羽根を背負わせるべきでは?
この辺が、花組はやり方が拙いと思いま
す。


とにかく、花組らしい華麗でゴージャス
なレヴューになっていました。