妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

「歌劇」1月号表紙に掲載されない=退団説が崩れた理由は?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


「歌劇」1月号の表紙は、その年の宝塚
大劇場お正月公演の組のトップが掲載さ
れる、その人がその年に退団の場合は、
退団月の「歌劇」の表紙に載るため、代
わりに東京宝塚劇場正月公演の組のトッ
プが載る、という慣習のようなものがあ
ります。


私も2011年以降の「歌劇」の1月号の表
紙掲載者を調べたところ、2011年~2018
年の掲載者は、すべて宝塚大劇場の正月
公演の組のトップでした。ところが、
2019年は、その年に紅ゆずるさんが退団
したため、代わりに東京宝塚劇場公演の
望海風斗さんが掲載され、2020年と2021
年は、望海風斗さんが退団(コロナ渦で
退団が半年延びたために2回)のため、代
わりに東京宝塚劇場公演の真風涼帆さん
が掲載されていました。
そして、2022年の「歌劇」1月号の表紙
は、元に戻って、宝塚大劇場正月公演の
月組のトップの月城かなとさんが掲載に
なっていました。


で、2023年の1月号の表紙は、以上の経
緯からすると、本来、宝塚大劇場正月公
演の花組のトップの柚香光さんが載るは
ずでしたが、東京宝塚劇場公演の星組の
礼真琴さんが代わりに載ったため、柚香
光さんが年内に退団との噂になったわけ
です。


では、なんで、10年以上も続いていた慣
習を今年になって、変えたのでしょうか?


「歌劇」の1月号の表紙を宝塚大劇場の
正月公演の組のトップが飾るというのは、
おそらく、その年の宝塚の最初の公演で
すから、その年を「顔」を載せるという
ことでしょう。
カレンダーの表紙みたいなものだと思い
ます。
それが宝塚大劇場から東京宝塚劇場に変
わるということは、その年の宝塚の「顔」
が宝塚から東京に変わるということでは
ないでしょうか。
2月号の表紙も星組の暁千星さんでした。


今年から休演日も宝塚大劇場は、雪組公
演から東京宝塚劇場に合わせて、月曜日
に変更されます。


今回の「歌劇」の表紙の変更もその宝塚
から東京へ、という流れの一環のような
気がします。


単なる気まぐれではないように思います
が……。


答えは来年の「歌劇」1月号の表紙で分か
るのかもしれません。
ただ、今のスケジュールからすると、宝
塚大劇場が星組、東京宝塚劇場が雪組で
す。礼真琴さんか彩風咲奈さんかになる
わけですが、二人ともそろそろ退団の可
能性が……。