今年の宝塚各組の体制について考えてみました(月組編)
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
今回は、月組編です。
この1月1日から月組の宝塚大劇場公演『今夜、ロマンス劇場で』、
『FULL SWING!』が開幕しています。観劇された皆さんの感想を
見ていますと、評判は良さそうです。
さて、この公演は月組新トップコンビ月城かなとさんと海乃美月
さんの宝塚大劇場お披露目公演です。
したがって、月組のトップ2人については、動きはありません。
2番手以下はどうでしょうか。
まず、2番手鳳月杏さんです。
博多座公演『川霧の橋』で2番手羽根を背負いました。
月組2番手で退団することになるだろうと思います。
カレンダーは宝塚スターカレンダーでは9月ですが、宝塚ステージ
カレンダーでは12月に掲載されています。
鳳月杏さんは、92期で、宙組トップの真風涼帆さんと同期、昨年退
団された元星組2番手の愛月ひかるさんの1期上級生になります。
早ければ、年内にも退団の可能性があると思っていました。
ただ、ここにきて、月組3番手(3番目)であった暁千星さんの星組
への組替えの発表がありました。
組替えは、暁千星さんが98期生としては最初の東上公演主演を務め
る『ブエノスアイレスの風』の千秋楽の翌日です。
そうすると、4番手(4番目)の風間柚乃さんが3番手(3番目)に浮
上することになります。
風間柚乃さんは、2025年の大阪・関西万博アンバサダーです。
風間柚乃さんは、このまま月組でトップを目指すものと思われます。
したがって、月組は、今後、月城かなとさん→鳳月杏さん→風間柚乃
さん、という体制になると思われます。
ただ、月城かなとさん・95期、風間柚乃さん・100期です。鳳月杏さん
が、いずれ退団となると、層が薄くなりますので、月城かなとさんと風
間柚乃さんの間を誰かで埋める可能性もあると思います。
それを今年中にやれば、年内に誰か男役スターさんが他組から組替え、
という可能性もあると思います。
候補としては、暁千星さんが異動した先で暁千星さんに蓋をされた星組
の綺城ひか理さん(97期)と天華えまさん(98期)か、宙組で番手が
詰まっている瑠風輝さん(98期)が挙げられるかと思います。
ただ、あるとしても時期は今年後半以降ではないかと思われます。
そして、風間柚乃さんの下に、1月26日付で雪組から彩海せらさん
(102期)が雪組から組替えしてくることになりました。
風間柚乃さんの下の補強ということでしょう。
どちらかというと、ダンサーであった暁千星さんが抜けて、月組は、
「芝居の月組」という色合いが一層濃くなるように思います。
で、鳳月杏さんですが、少なくとも年内は退団せず、このまま月組2
番手、ということになりそうです。
娘役さんは、昨年、下の2人の組替えがあったばかりで、当面大きな
動きはないかと……。
詩ちづる(105期) 2021年11月4日付で星組へ組替え(月組から星組)
彩みちる(99期) 2021年11月15日付で月組へ組替え(雪組から月組)
ということで、今年の月組の体制は、3番手(3番目)に大きな変化が
あるということになります。