壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

星組公演『王家に捧ぐ歌』は絶対観劇したいと思うこと

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日(8月31日)は、宝塚歌劇団から2022年の星組公演のお知らせがありましたね。


一つは、御園座公演『王家に捧ぐ歌』(主演:礼真琴、舞空瞳)
(公演期間:2022年2月8日~2月27日)


もう一つは、宝塚バウホール・KAAT神奈川芸術劇場公演『ザ・ジェントル・ライアー
~英国的、紳士と淑女のゲーム~』(主演:瀬央ゆりあ)
(公演期間:バウー2022年2月1日~2月13日 KAATー2022年2月19日~2月25日)


本日は、このうちの一つ『王家に捧ぐ歌』の公演は絶対に観劇したいと思う理由について
書きます。


一つ目の理由は、私の地元、名古屋市の御園座の公演であること!!
交通費も移動の時間もほとんどかからない!!
これは、宝塚大劇場や東京宝塚劇場のお近くにお住まいの方には、あまりご理解
いただけないことでしょうが、結構、大事なことです。


それが地元名古屋市で宝塚公演を観劇できる、こんな嬉しいことはありません。
(しかも、公演期間も結構長い)


かつては、名古屋にも中日劇場があって毎年2月頃には、定期的に宝塚の公演がありました。
それが、中日劇場が老化で閉館され、宝塚の公演は新しく立て直した御園座に引き継がれるものと思っていたのに、御園座で公演されたのは2020年の月組公演『赤と黒』の1度だけ。
今年は、宝塚の公演はなし。
(ただし、『ポーの一族』を2月に6日間公演していました。)


今後も、毎年定期的に、宝塚の公演を招請できるように御園座さんには頑張ってもらいたいと思います。


そのためには、私達地元民が(名古屋に宝塚ファンがどれだけいるか分かりませんが)
名古屋市に宝塚公演が来た時には頑張って観劇に行くということが大事だと思います。


二つ目の理由は、まだ、一度も『王家に捧ぐ歌』を生の舞台で観劇したことがないということです。


『王家に捧ぐ歌』の今までの上演は、以下のとおりです。


①2003年 星組公演(初演)   湖月わたる・檀れい
②2005年 星組公演(中日劇場) 湖月わたる・檀れい
③2015年 宙組公演       朝夏まなと・実咲凜音
④2016年 宙組公演(博多座)  朝夏まなと・実咲凜音


私が宝塚ファンになったのは、2014年ですから、①と②の観劇はありません。
④も私は、愛知県在住ですので、博多座は遠すぎます。


残るのは③ですが、なぜ、私が③の公演を観劇しなっかたのか……?
その要因は、③より前に観劇した劇団四季のミュージカル『アイーダ』にあります。
別に、劇団四季の『アイーダ』が良くないと言っているわけではないので、念のため


劇団四季の『アイーダ』は、現代の博物館の場面から始まります。
中央に何やら石棺のようなものが展示されています。(これが何かが分かるのは劇の
終盤です。)
そこへ若い男女が別々に登場し、石棺(のようなもの)の前に立つ。
舞台右手に展示されていた王女アムネリスの像が歌いだす(らしいのですが、この辺は
全く記憶なし)と、場面は古代エジプトへ。
エジプトの将軍ラダメスが凱旋し、船から敵国ヌビアの捕虜を降ろす。その捕虜の中にヌビアの王女アイーダがいるのだが、ラダメスはそれに気づかず、アイーダを自分の許嫁である
エジプト王女アムネリスに侍女として献上する。
※劇団四季の公演では、アイーダはエチオピア王女ではなくヌビアの王女になっています。
(中略)
捕らえられていたヌビア王とアイーダを逃そうとした罪でラムダスは反逆の罪に問われる。
処刑されるラムダスとアイーダに対して、王女はせめて2人をひとつの棺に、とファラオに
願い出る。
そして、ラムダスとアイーダは石棺に閉じ込められ地下へと生き埋めになる。
暗い石棺の石棺の中で二人は互いを探し当て、しっかりと抱き合う(が、ここは声だけ)。
場面は、再び現代の博物館。(ここで中央に展示してあるものが、ラムダスとアイーダ生き埋めになった石棺であることが分かる。)
石棺の前で見つめあっている若い男女は、現代に転生したラムダスとアイーダ。
二人は惹かれるように互いを見つめあう……というところで幕。


このミュージカルのどこが気に入らないかと言えば、ラムダスとアイーダが石棺に閉じ込められ地下へと生き埋めになるところ。私は、閉所恐怖症の気味があるので、こういう生き埋めで窒息死のような死に方に対して少しトラウマがありました。


今は、そんなトラウマもないと思いますし、宝塚版で、この『アイーダ』がどのように描かれているのか、非常に興味のあるところです。


長くなりましたが、これが来年の星組公演『王家に捧ぐ歌』を今回こそ絶対観劇してみたい
第二の理由です。


ちなみに、個人的な意見ですが、王女アムネリス役は、有沙瞳さんがいいと思います。