壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

レジェンド達が集結の『ベルサイユのばら50』大阪公演を観劇しました。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、『ベルサイユのばら50』
梅田芸術劇場メインホール公演を観
劇に大阪まで遠征してきました。


今回は、梅田芸術劇場ネット会員の
貸切公演。入り口で、何か、栞のよ
うな物をもらいました。


12時開演の回を観劇したので、割と
朝早く家を出たのですが、新幹線名
古屋駅は、ゴールデンウイークかと
思うような大混雑でした。


気候もいいし(ちょっと暑かったで
すが)、なんだかんだと言っても、
皆、どこかへ出かけるのでしょうね。


私も、その一人ですが……。


新大阪駅から御堂筋線へ向かう地下
へ降りるエスカレーターの前には大
行列が出来ていました。


さて、梅田芸術劇場に到着し、エス
カレーターを上がった所で公演プロ
グラム(2000円)を購入し、改札口
へと向かう途中に出演者の顔写真を
貼ったコーナーがありました。


立て札を見ると「撮影禁止」と書い
てあります。


公演プログラムには、当然、出演者
の顔写真が載っています。


なんで、この顔写真を貼っただけの
コーナーが「撮影禁止」なのか、そ
もそも、何のためにこんなコーナー
を設けたのか、意味不明です。


今回の席は、左端でしたが、前から
4列目という、結構、いい席でしたが、
何と、右前の人の頭で、舞台中央か
ら上手奥が全く見えません。


オスカルがアンドレに抱かれる場面
も、オスカルが「フランス万歳」と
言って死ぬ場面も全然見えませんで
した。残念。


さて、この公演は3部構成になって
います。


第1部は、「トーク&ソング」


第2部は、「ダイジェストシーン」


第3部は、「フィナーレシーン」
です。


まず、例の厳かなテーマ曲(?)が
流れると、幕が上がって、アンサン
ブルの方々によるちょっと年増(?)
の小公女が手にキャンドルのシャン
シャンを持って、ピンクの衣装で
「ごらんなさい、ごらんなさい」と
歌って、「ベルばら」の世界へと誘
います。(冒頭で、小公子、小公女
が出て来るのは、そういう意味だそ
うです)


そして、アンドレの扮装をした緒月
遠麻さん、彩凪翔さん、愛月ひかる
さんの歌とアンサンブルの人たちの
踊りで、一気に盛り上がります。


これが、オープニングで、これが終
わると、MCの未沙のえるさんが出
て来て挨拶をします。(汝鳥伶さん
は、体調不良のため、未沙のえるさ
んが代役です)


その後は、スクリーンが降りて来て
初代を含めた第一世代のレジェンド
達の映像が流れます。


右下に「NHK」と出ていたので、N
HKで保存されているものなのでしょ
う。


そうだとすると、宝塚歌劇団とNHK
は、意外と深い関係が以前からあっ
て、今回、宙組問題で、NHKが引き
気味なのは、結構、影響が大きそう
です。


初風諄さんの歌は、今回は、聴けな
かったのですが、現役の時から、凄
い歌唱力だったのが分かりました。
例の名ゼリフも言ってましたね。何
で「フランスの女王」なのかは、分
かりませんが……。


それから、麻実れいさんのアンドレ
が髪の毛で左目を隠していて、ちょ
っと格好良かったです。今でも素敵
ですよね。


その後は、平成時代の第二世代に移
り、それぞれ1曲ずつ歌を披露した
後、トーク。


杜けあきさんが、いつも、グラスに
何か仕込んできて、笑いを堪えるの
に必死だったそう。ある時、シメジ
が入っていて、間違ってシメジを飲
みそうになったことなど、色んな当
時のエピソードが聴けました。


その次は、21世紀の第三世代(?)
のメンバーに移り、同様に、それぞ
れ、1曲ずつ歌い、再び、トーク。


やはり、『ベルばら』に憧れて入団
したという人が多く、『ベルばら』
に出演できなかった同期からは、羨
ましがられたそうです。


タカラジェンヌにとって、『ベルば
ら』は特別な存在なのですね。


皆、それぞれ、歌が上手いのですが、
中でもひと際上手いと感じたのは、
涼風真世さんと星奈優里さんでした。


まさしく、鳥肌ものです。


第1部が終わると、引き続き、第2
部の「ダイジェストシーン」に入り
ます。


再び、小公女の「ごらんなさい、ご
らんなさい」から始まります。


私の観た回の配役は以下のとおりで
す。
================
オスカル:龍真咲
アンドレ:緒月遠麻
フェルゼン:湖月わたる
マリー・アントワネット:白羽ゆり
アラン:彩凪翔
ジェローデル:愛月ひかる
メルシー伯爵&ブイエ将軍
:未沙のえる
================
龍真咲さん、相変わらずお美しい。
龍真咲さんのオスカルが観たくて、
この回を選びました。


真面目にオスカルを演じてましたね。


湖月わたるさんのフェルゼンは格好
良かったですし、白羽ゆりさんは、
愛らしいマリー・アントワネットを
演じていました。


このクオリティなら、ダイジェスト
でなく、全編観たいと思いましたが、
無理か……。


オスカルが死んだところで、第1幕
が終わり、20分間の休憩です。


ああ、天国でアンドレと一緒になる
んでしたね。


第2幕は、フェルゼンがマリー・ア
ントワネットを救出すべく、フラン
スへ向かう所から始まり、マリー・
アントワネットが処刑されるところ
で終わります。


引き続き、第3部の「フィナーレシ
ーン」で、亡くなったOGやスタッフ
の方々に涼風真世さんがオマージュ
を捧げます。


そして、デュエットダンスやボレロ
も観れます。


この日は、和央ようかさんをセンタ
ーにしたアンサンブルの人たちの黒
燕尾が見事で、素敵でした。
※念のために書くと、アンサンブル
 は、毎日固定。センターが日替わ
 りです。


前月組組長の光月るうさんも、しっ
かり踊ってました。


皆、ダンスの方も現役ですね。


最後は、観客も一緒に「愛あればこ
そ」を出演者全員で歌って、幕が下
ります。


これは、観る価値ありです。


配信がもう1回ありますので、ご興
味のある方は、是非、ご覧ください。