壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

遂に、珠城りょうさん出演の日曜劇場『アンチヒーロー』第6話!!

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


ようやく、珠城りょうさん出演でしたね。


私の予想通り、過去に政治家のスキャン
ダル記事を書いた出版社の元女性副編集
長の沢原麻希役です。


さて、第6話のストーリーです。
==================
第6話は、第5話のラストシーンから始ま
ります。


赤峰(北村匠海)が事務所に戻ると明墨
(長谷川博己)の部屋に明かりがついて
います。


明墨が会っていた人物は、一審で無罪に
した町工場社長殺人事件の被告人・緋山
啓太(岩田剛典)でした。


赤峰は、二人の会話を聞いてしまいます。


明墨「それで例の物は手に入りそうです
か」
緋山「はい」
明墨「では、そろそろ始めましょうか」
緋山「過去の携帯から履歴を探ったら、
一人連絡がつきました。エゴシの元で働
いていた人間です」
明墨「いいですねえ。そのまま探ってい
きましょう。後は、その12年前のものが、
まだ残っているかどうかです」
緋山「手元に残しているはずです。相手
の弱みを握って支配する。エゴシとは、
そういうヤツです」
明墨「その言葉、信じますよ」
緋山「はい」「じゃあ」


※「エゴシ」は、人物相関図にも名前が
 載っていないので、漢字が分かりませ
 ん。


一方で、紫ノ宮は、父親の倉田(藤木直
人)に面会に行きますが、倉田から弁護
を断られてしまいます。


裁判所では、出版社の元女性副編集長・
沢原麻希(珠城りょう)の個人情報等の
情報流出事件について、裁判が行われて
いて、沢原は、懲役2年、執行猶予2年と
の判決が言い渡されています。


法廷から出て来て、沢原が弁護士に「こ
んなの納得できません。私はハメられた
んですよ。断固、控訴します。すぐに手
続きを」と言っているところへ、明墨が
現れて、「私があなたを無罪にして差し
上げます」と申し出ます。


明墨が沢原がいた出版社からインタビュ
ーを受けたことにかこつけて、調べてい
くと、沢原の副編集長時代には、政治家
の加崎議員(相島一之)のスキャンダル
をシリーズ連載で掲載していたのに、そ
の後任の上田(河内大和)が副編集長に
なってからは、その記事がパッタリと途
絶えた事が判明しました。


明墨は、出版社からインタビューを受け
た際に、上田のカバンにGPS発信機をし
のばせます。

赤峰の上田の尾行と紫ノ宮(堀田真由)
の情報流出先会社のパソコンの調査によ
り、上田が政治家の加崎議員と繋がって
いること、そして上田が情報流出先にア
クセスしていた証拠をつかみます。


その前に、明墨は養護施設でボランティ
アをしていた控訴審の判事の瀬古(神野
三鈴)を訪ね、新証拠を手に入れる旨を
伝えていました。


そして裁判で明墨弁護士側は、新証拠を
提出するのですが、検察側から上田が証
言台に呼ばれ、上田は、GPS発信機がカ
バンの中に入っていたと証言します。


瀬古判事は、個人の人権を侵害し、犯罪
類似の違法な手段で入手したとして、弁
護側の証拠は不採用とします。


ところが、これは、明墨が瀬古判事に仕
掛けた罠だったのです。


瀬古判事と加崎・上田との関係を炙り出
すためでした。


明墨の狙いは、12年前の事件で、志水
(緒方直人)に死刑判決を言い渡した瀬
古判事だったのです。


ラストの場面、バーには、瀬古と伊達原
(野村萬斎)が一緒にいる姿がありまし
た。


伊達原は、瀬古に「あの男の周りで油断
した者から次々と落ちていくのを見てき
ましたから」「ただ、明墨はしぶといで
すよ。尻尾を掴まれないよう、お気を付
けを」と話します。
==================
いよいよ、物語は、核心へと迫って行き
ます。


ところで、新証拠が採用されなかった珠
城りょうさんは、どうなってしまうので
しょうか?無事、無罪になれるといいの
ですが……。


これが、司法の現実であれば、一審で有
罪になった者が控訴審で無罪になるのは、
結構、難しそうです。


なんのための三審制なのでしょうか?


だから、コンビニで働いている松永(細
田春彦)も再審を諦めているのです。