いっそのこと、トップ退団公演は再演物にしたら?
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
男役トップの退団作には再演物はない、
という記事をかつて見たことがあります
が、雪組トップの彩風咲奈さんの退団公
演は、『ベルサイユのばら』で、再演物
中の再演物。
なにしろ、50年もの歴史のある作品です
から。
そうだとすれば、別に男役トップの退団
公演が新作でなくてもいいのでは、と思
ってしまいます。
なにしろ、最近の男役トップの退団公演
に、ろくな作品がありません。
柚香光さん、星風まどかさんの退団公演
の『アルカンシェル』も、これで柚香光
さんが退団するのかと思うような作品で
したし、今、東京で上演中の月城かなと
さん、海乃美月さんの退団公演の『Eter
nal Voice 消え残る想い』も、評判は今一
つです。
そもそも、「退団公演は駄作が多い」と
いわれていますし。
最近のトップの退団公演で評判の良かっ
たのは、元月組トップの珠城りょうさん
の『桜嵐記』くらいでしょうか?
元雪組トップの望海風斗さんの『fff-フォ
ルティッシッシモ-』を挙げる人もいます
が、個人的には、あれが名作とも思えず。
何か、訳の分からない作品でした。
望海風斗さん人気で押し切ったという感
じです。
逆に駄作としか思えなかったのが、真風
涼帆さんの退団公演の『カジノ・ロワイ
ヤル』。
もう、ツッコミどころ満載の作品でした。
それなら、いっそのこと、再演物の佳作
で退団した方がましなのでは、と思いま
す。
それか、もう少し、若手の演出家に手掛
けさせるとか。
礼真琴さんの退団公演が、どんな作品に
なるのか楽しみですね。
小柳奈穂子氏は、止めといた方がいいの
では、と思いますが……。
『鴛鴦歌合戦』のような作品では、さす
がに気の毒というか。