壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

月組東京宝塚劇場公演千秋楽~退団者挨拶ほか

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


さて、今日は、退団者7名が大階段を降り
ての挨拶の箇所と最後のトップコンビの
挨拶の箇所の紹介です。
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まのあ澪さんです。
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幼い私が夢描いた宝塚の舞台。不器用な
がら、努力を重ね、夢中で取り組んで参
りました。そこで溢れた涙と沢山の笑顔
が私の人生を彩る鮮やかな色彩となり、
卒業の時を迎えた今、幸せで胸が一杯で
す。このような私に、温かい思いをさせ
てくださった皆様との日々。ずっとずっ
と忘れません。宝塚が、大好きな宝塚が
いつまでも、愛に溢れた舞台であります
ように,心から祈っております。今まで、
私に携わってくださったすべての皆様。
今まで、本当にありがとうございました。
(拍手)
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一星慧さんです。
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宝塚に入団する時、この黒紋付に緑の袴
を身に纏い、不安と心躍るような気持ち
とが入り混じったような感覚でした。思
い返しますと、色んな事に向き合い続け
た日々でした。くじけそうになった時も
あります。くじけてはならないと、苦し
い気持ちに押し潰されそうになったこと
もあります。ですが、卒業する今、感じ
るのは、すべての事柄、すべての瞬間が
とても貴重で、とても幸せな時間でした。
スタッフの皆様、お客様、家族、先にご
卒業された方々、組替えされた方々、そ
して、今の月組の皆様のお陰で、私一人
では感じることのできなかった感情や、
見ることのできなかった景色を沢山、見
させていただきました。感謝の気持ちで
一杯です。明日から始まる新しい人生に
不安と心躍るような気持ちとが、今もま
た、入り混じっていますが、新たな学び
と発見を探しに、歩んで参りたいと思い
ます。今まで、沢山の温かいお気持ちを
本当にありがとうございました。
(拍手)
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彩音星凪さんです。
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今、この時を迎えて思うことは、宝塚に
出会い、目指し、この舞台に立つことが
出来て、本当に幸せでした。そして、生
涯忘れることのない大好きな仲間と舞台
にすべてを懸けてきたこと。いつもどん
な時も、笑顔で応援して下さるお客様と
出会えたことが、本当に幸せでした。も
うこの舞台に立つことがないと思うと、
少し寂しいですが、これからの人生も、
私らしく、笑顔で歩んで参りたいと思い
ます。皆様、10年間、本当にありがとう
ございました。
(拍手)
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空城ゆうさんです。
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このご挨拶が終われば、私の宝塚人生も
終わると思うと、なかなか、言葉が浮か
びませんでした。まずは、今日まで何不
自由なく舞台に立つことができたことに、
感謝の気持ちで一杯です。好きなことを
好きなだけ、自分勝手にやっているだけ
なのに、気が付けば、腹の底から笑い合
えるような仲間や、沢山の愛を注いでく
ださるファンの皆様に囲まれて、言葉に
出来ないような幸せな気持ちで、今、こ
こに立っています。この場所から離れる
のは、正直、とても寂しいですが、いつ
の時代も変わらない喜びがこの劇場に、
溢れることを心から祈っています。男役
空城ゆうが誰かの心に残ると信じて、幕
を下ろしたいと思います。宝塚に入れて、
本当に幸せでした。皆様、今まで本当に
ありがとうございました。
(拍手)
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麗泉里さんです。
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心のコンパスを信じて、今日まで、旅を
してきました。最高の宝物を見つけた今、
新たな旅に出ます。入団から今日まで、
移ろいゆく景色の中、出会った方々が、
私を導き、強くしてくださいました。固
い絆で結ばれた月組の仲間、同期、愛情
を持ってご指導してくださる先生方、支
えてくださるスタッフの皆様、オーケス
トラの皆様、ずっとサポートしてくれた
家族、そして、応援して下さる大切なフ
ァンの皆様。ここでの経験と皆様方と出
会えましたこと、すべてが宝物です。麗
泉里として、歩んできた日々に、悔いは
ございません。皆様のお心に、消え残る
想いをいつまでも灯せていたら、幸せで
す。心からの愛と感謝を込めまして、13
年間、誠にありがとうございました。
(拍手)
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海乃美月さんです。
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14年間、この景色を見ることが出来て、
本当に幸せでした。小学生の時、初めて
見た宝塚の舞台は、すべてがキラキラし
ていて、夢に溢れていて、気が付いた時
には、受験を決意しておりました。何も
知らずにこの世界に飛び込んだ私は、一
人では乗り越えられない壁に沢山ぶつか
ることがありました。どんな時も、一緒
に作品を作ってくださる皆様。そして、
宝塚を応援して下さっているお客様に支
えていただいて、私は今、とても幸せな
気持ちでこの場に立たせて頂いておりま
す。今、この時を愛して生きれば、見つ
けられるわ、私の真実を。まさにその通
りでした。私はこの宝塚の世界で、人生
の素晴らしさを教えていただきました。
海乃美月に携わり、応援してくださった
すべての皆様に、心からの感謝の気持ち
を込めまして、本当にありがとうござい
ました。
(拍手)
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最後に、月城かなとさんです。
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皆様、本日までこの月組公演に熱い声援
を送ってくださいまして、本当にありが
とうございました。私は今まで、沢山の
役を演じてきました。その役すべてが私
の心を動かし、豊かにしてくれました。
宝塚の男役に憧れて、無我夢中で演じて
きた時間。本当に楽しかったです。自分
の事以上に誰かの幸せを願うこと。簡単
なようで、なかなか実践することが難し
い。それでも、一番大切な事を宝塚の男
役に教えてもらいました。これからの人
生も、沢山の感情を経験し、精進して参
ります。これからも、新しい月組と皆様
の幸せを心から願っております。本日ま
で本当にありがとうございました。
(拍手)
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以上です。


退団者7名が一言ずつ最後の挨拶をする
場面は、本当に一言ずつでしたので、今
回は、省略します。


月城かなとさんが次期トップコンビを呼
ぶ場面は、昨日の速報版↓に書きました。


それでは、最後の月城かなとさんと海乃
美月さんが舞台袖から出て来て挨拶する
場面です。
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月城かなとさん
「無事にこの日を迎えられて、安心しま
したね。」
海乃美月さん
「はい。」
月城かなとさん
「何か、皆様に伝えたい気持ちあります
か。」
海乃美月さん
「はい。月組をずっと応援してくださり、
本当に感謝の気持ちで一杯でございます。
本当にありがとうございました。」
(客席拍手)
月城かなとさん
「えー。私たち、宝塚史上稀に見る不器
用なトップコンビだったと思うんですけ
ども。あのー、本当に温かく長い目で見
守って下さいまして、そして、今日二人
でこの日を迎えることができました。見
守ってくださった皆様のお陰と心から感
謝しています。皆様、本当にありがとう
ございました。
(拍手)
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END