壮絶な産屋敷耀哉の最期!!TVアニメ『鬼滅の刃ー柱稽古編』全8話完結!!(シニア雑記)
今日は、壽々(じゅじゅ)です。
さて、何でもアリのブログになってきて
いますが、今回は、先日全8話が完結し
たTVアニメ『鬼滅の刃ー柱稽古編』の話
です。(ちょっと、2周回くらい遅れて
いますが)
そもそも『鬼滅の刃』をご存知ない方も
多いかと思いますので、少し、解説しま
す。
『鬼滅の刃』は、週刊少年ジャンプに
2016年11号から2020年24号まで連載さ
れた漫画で、今回はそれの一部の『柱稽
古編』(物語では、ほぼ終盤)をTVアニ
メ化したものです。
2020年には物語の中盤を描く劇場版アニ
メ『無限列車編』も公開され、大ヒット
しました。
『鬼滅の刃』とは、日本の大正時代を舞
台に、主人公の少年が鬼と化した妹を人
間に戻すために鬼たちと戦う姿を描く、
和風の剣戟奇譚です。(ウィキペディア
より)
これでは、全然分からないと思いますの
で、大雑把な概略を説明します。
「鬼」という存在がいて、人間を襲い、
喰らって殺します。
中には、生き残る者もいますが、その者
も「鬼」になって、同じように人間を襲
います。
一方で、「鬼」は日光に当たるのを極端
に嫌がります。
まあ、「吸血鬼」みたいな存在と考えれ
ばいいかと思います。(ただし、ニンニ
クや十字架は役に立ちません)
その「鬼」の総大将とも言える存在が、
鬼舞辻󠄀無惨(きぶつじ むざん)で千年
もの長きにわたって生きている存在です。
その「鬼」の襲撃から人々を守り、「鬼」
の撲滅を図ろうとする剣士の集団が、
「鬼殺隊」で、その頭目が産屋敷耀哉
(うぶやしき かがや)です。
代々、産屋敷の当主は、短命で、産屋敷
耀哉も病に冒されています。
その産屋敷耀哉が率いる「鬼殺隊」の中
でも、特に強いのが「柱」と呼ばれる面
々で、「水柱」、「炎柱」、「風柱」な
どと呼ばれ、「水の呼吸」、「炎の呼吸」、
「風の呼吸」などという特殊な技を使う
ことができます。
そして、この漫画(アニメ)の主人公が
竈門炭治郎(かまど たんじろう)という
炭焼の少年で(父親は既に亡くなってい
る)、その妹が竈門禰󠄀豆子(かまど ねず
こ)です。
ところが、炭治郎の不在中に、禰󠄀豆子を
除く、家族全員を「鬼」によって殺され
てしまいます。
生き残った禰󠄀豆子も、「鬼」になってし
まいます。
その禰󠄀豆子を人間に戻すために、炭治郎
は、「鬼殺隊」に入隊し、「鬼」たちと
戦います。
その禰󠄀豆子が日の光に当たっても大丈夫
になったことから、「太陽を克服した鬼
を産み出して吸収」して完全な不老不死
になるため、鬼舞辻󠄀無惨が禰󠄀豆子を狙っ
て動き始めます。
その動きを察知した産屋敷耀哉は、「鬼
殺隊」の隊員たちの戦力の底上げを図る
ため、「柱」による「柱稽古」を始めさ
せます。それが、今回の「柱稽古編」で
す。
なんとなく理解できましたでしょうか?
で、感想なのですが、漫画をTVアニメ化
して、尺を伸ばすということもあるのか
もしれませんが、やや、ふざけ過ぎとい
う感じがしました。
まあ、基本、子供向けの番組(ただし、
深夜放送です)なので、そんなのもアリ
なのかと思って見ていましたが、最終話
で雰囲気がガラリと変わりました。
鬼舞辻󠄀無惨が産屋敷邸に向かって、一歩
ずつ歩を進める描写は、それこそ鬼気迫
るものがありましたし、鬼舞辻󠄀無惨が産
屋敷耀哉と対峙する場面も、思わず、固
唾を飲んでしまいました。
そして、産屋敷耀哉が鬼舞辻󠄀無惨をただ、
弱らせるがために(殺そうとしてもすぐ
再生してしまうため)、自らと自分の妻
と娘二人を道連れに、屋敷ごと爆破して
最期を迎えるという、アニメならではの
迫力もあり、余りにも悲惨な場面でした。
ということで、この『鬼滅の刃』という
マンガ(アニメ)は、結構、シリアスな
作品なのですが、第7話までが緊張感の欠
片もないというのが……。
なお、「柱」の稽古が順番にステップア
ップして、次々と隊員たちが脱落してい
くのですが、最終段階の岩柱の所でも何
人かが残っているという……。前の「柱」
の稽古はクリアしたんでしょうね。
次は、劇場版アニメ三部作になるそうで、
映画館に観に行こうかな、と思っていま
す。