やっぱり、事実を確認してからコメントすべきだね。②ーパリ五輪女子ボクシング性別騒動。
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
前回は、パリ五輪の開会式のショーの
「最後の晩餐」と「マリー・アントワネ
ットの生首」でしたが、「最後の晩餐」
の方は、未だに揉めているようです。
「最後の晩餐」でも、「オリンポスの神
々の饗宴」でも、どっちでもいいような
気はしますが……。
今回は、女子ボクシング競技の性別が問
題になっているようです。
私も、初めは、トランスジェンダーの人
が女子ボクシング競技に参加したので、
批判されていると思っていたのですが、
どうも違うようです。
性分化疾患(DSD)って言うんですね。
「卵巣や精巣などの性腺や子宮などの内
性器、あるいは外陰部が典型的な男性ま
たは女性の形態をとらない先天性疾患」
のことだそうです。
以前は、別の言い方をされていたのです
が、差別的な表現なので今は使われなく
なってきているとのことです。
で、このパリ五輪の女子ボクシング競技
に、性分化疾患(DSD)の人が出場して、
問題になっているのですが、これを、実
業家のH氏が、自身のXで、その選手が
「トランスジェンダーである」と決めつ
けたかのようなポストをして炎上した、
とのことです。
H氏は、《元男性が、女子オリンピック
ボクシングに参加。元男性の余裕勝ち。
金玉取った男性は、金玉取った男性です。
女性ではないです。トランスジェンダー
は、トランスジェンダーであって、女性
ではない。女性の大会に元男性を参加さ
せるのは、女性の機会を奪う》と投稿。
この投稿が性分化疾患(DSD)の人をト
ランスジェンダーと勘違いした投稿が、
「悪質なデマ」として炎上した訳です。
やはり、事実を確認してからコメントす
べきだと思いますね、今回も。
でも、性分化疾患(DSD)の人にしても、
例え、トランスジェンダーの人にしても、
どうするんでしょうね?
男子競技の方に出場しろというのも、お
かしいような気もしますが……。