今日は、「敗戦の日」????(シニア雑記)
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
新聞でもテレビでも、今日を「終戦の日」
と言っていますが、間違いなく、今日と
いう日は、日本が無謀にもアメリカ合衆
国(連合国側)に戦争を仕掛け、明らか
に劣勢になったにも関わらず、まだ戦争
を続け、東京は空襲で焼け野原になり、
広島・長崎に原爆を落とされ、日ソ中立
条約を締結しているはずのソビエト連邦
から宣戦布告を受けて、やっと、ポツダ
ム宣言を受諾することになり、79年前の
8月15日に、昭和天皇が「玉音放送」で、
日本の全国民と全軍にポツダム宣言受諾
と日本の敗戦を表明した日です。
「終戦の日」と言うと、日本が勝ったの
か負けたのか分からないですが、間違い
なく、日本は、先の戦争でアメリカ合衆
国(連合国側)に負けたのです。
より正しく言えば「敗戦の日」でしょう。
そして、広島・長崎の原爆投下や、空襲
などによる日本の被害の話ばかりが報道
で伝えられますが、間違いなく、日本は、
先の戦争で加害者だったのです。
もっと、加害者側に立った報道がされて
しかるべきでしょう。
加害者としての視点で先の戦争を見ない
と、日本は、本当の意味での反省をしな
いでしょうし、再び、戦争を起こさない
という決意にも繋がらないでしょう。
「終戦の日」なんて言っているから、閣
僚がこぞって、靖国神社に参拝なんかに
出掛けるのです。
大勢の人が先の戦争で亡くなったのは、
日本国民だけではありません。
他の国の人々も日本が仕掛けた戦争によ
って大勢亡くなっているのです。
そのことを日本の政府が真に反省し、謝
罪しない限り、真の意味での「終戦の日」
はやって来ないのだと思います。