壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

これで、歌劇団も阪急電鉄も、幹部が誰も責任を負わないというのは、おかしくないか?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


一昨日、退団記者会見を行った宙組トッ
プスターの芹香斗亜さん。


宙組の劇団員の自殺と自身の退団とは、
直接関係はないと否定されたそうですが、
直接関係なくても、どう考えても、間接
的には関係ありそうです。


本公演3作品での退団予定だったそうで
すが、大劇場トップお披露目公演の『PA
GAD』『Sky Fantasy!』は、その殆どが
休演。


ようやく再開した『Le Grand Escalier』
も、期間も短く、ショーだけの公演にな
ってしまいました。


全国ツアー公演の『大海賊』『Heat on 
Beat!』も、私が調べた限りでは、福岡
公演は、チケットが余っている状態でし
た。


これで、本公演3作退団と考えるのは、
少々、無理がありそうです。


自ら、退団を決めたというより、退団せ
ざるを得なかったという印象を受けます。


ただ、劇団側は、自殺した劇団員の遺族
との合意の記者会見で、「パワハラ」が
あったことは認めましたが、宙組上級生
に「悪意はなかった」「責任は劇団側に
ある」と言っていたと思います。


そうであるならば、トップが退団すれば
済むという話ではなく、阪急電鉄や宝塚
歌劇団の幹部の誰かが、何の責任も取ら
ないというのは、おかしくはないでしょ
うか?


阪急電鉄も宝塚歌劇団も(なお、宝塚歌
劇団は、阪急電鉄の一事業部門です)、
そんな無責任体質だからこそ、今回のよ
うな悲劇が起きたのではないでしょうか?


そこが改まらない限り、宝塚歌劇団の
根本的な体質改革は行われないように思
われます。