新米価格3~9割高???ーコメ不足問題②
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
9月11日付中日新聞の8面の記事によると、
スーパーの店頭に出回り始めた2024年の
新米価格が、昨年に比べて3~9割高にな
っているとの事です。(共同通信取材)
品薄というか品切れ状態ですから、3割
高いというのは分かりますが、9割とい
うのは、消費者の足元を見ているとしか
思えません。
ちなみに、掲載されているのは、次の4
箇所です。< >内は販売地域
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①<東京>
茨城県産ミルキークイーン
店頭価格(税込み) 3250円
前年比 3割高
②<埼玉>
茨城県産あきたこまち
店頭価格(税込み) 約3200円
前年比 9割高
③<茨城>
茨城県産コシヒカリ
店頭価格(税込み) 2800円
前年比 3割高
④<新潟>
新潟県産こしいぶき
店頭価格(税込み) 約3000円
前年比 6割高
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どうも、何割値上げするかよりも、3000
円前後の店頭価格に揃えたという気がし
ます。
坂本農相は「需給バランスの中で一定の
価格水準に落ち着く」と説明したそうで
すが、高い水準に「落ち着いた」のでは、
低所得者には手が出ません。
中日新聞は「23年産米は昨夏の猛暑によ
る品質への影響で流通量が減るなど、民
間在庫量が手薄となった。生産コストは
上昇し、JAグループが生産者に仮払いす
る24年産米の「概算金」は、前年に比べ
増額提示が相次いでいる。その結果、出
回り始めた新米価格の上昇につながった
ようだ」と分析しています。
コメの価格が高い状態が続くようだと、
コメ離れが一層進むような気がするので
すが……。