誤解されてしまった宙組トップ芹香斗亜さん。
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
まず、先日の芹香斗亜さんの記者会見は、
「退団の記者会見」であって、「謝罪の
記者会見」ではありません。
それを「謝罪の言葉がなかった」と言う
のは、筋違いと言えるでしょう。
そもそも、一体、誰に対して謝罪しろと
言うのでしょうか。
遺族に対する謝罪であれば、手紙で済ん
でいます。
手紙だけの謝罪を批判する声もあるよう
ですが、少なくとも、遺族はそれでよし
としたのです。
他人がどうこう言うようなことではない
でしょう。
そして、亡くなった劇団員に対する「パ
ワハラ」ですが、芹香斗亜さんは、one
of themに過ぎません。
いかにも、芹香斗亜さんが主犯格である
かのような受け止め方をされていますが、
そもそもの発端は、「ヘアアイロン事件」
です。
週刊誌の記事は、かなり、話を盛ってい
ます。
あたかも、週刊誌の記者がその場にいた
かのような記事になっていますが、あく
までも、内部関係者からの伝聞情報です。
かなり割り引いて捉える必要があるでし
ょう。
芹香斗亜さんが宙組内に蔓延していた悪
弊を正さず、そのまま受け継いでしまっ
た責任はありますが、そのような宙組に
してしまった人は別にいます。
その人物こそが一番責められるべきでし
ょう。
また、宙組に限らず、宝塚歌劇団全体に
蔓延していた過重労働と悪弊とが劇団員
の死に繋がったのだと思います。
最大の責任は、そのような状態を放置し
ていた宝塚歌劇団そのものにあると言っ
ていいでしょう。
それを芹香斗亜さん一人に押し付けると
いうのは、違うだろうと思います。
私は、亡くなった劇団に対して「パワハ
ラ」を行った人たちに対して擁護する立
ち位置にはいませんが、最近の芹香斗亜
さんを批判する人たちの記事を読むと、
何か芹香斗亜さんが誤解を受けているよ
うに思われます。