4万1870という数字ーイスラエルVS.ハマス・ヒズボラ(シニア雑記)
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
ガザ保健当局によると、ハマスの奇襲で
始まったガザでの戦闘開始からの1年間
でのガザ側死者は、4万1870人となった
とのことです。
文字にすると、4万1870という数字は、
僅か6文字ですが、その一つ一つに、もし、
戦争がなかったら、あったはずの人生が
あるはずです。
ハマスによる奇襲でのイスラエル側の死
者は約1200人です。
つまり、1200対4万1870です。
イスラエル側死者1人に対して、ガザ側
死者は34.9人です。
ガザ側の人の命は、イスラエル側の人の
命の35分の1だということです。
テレビの報道だったと思いますが、イス
ラエルのネタニヤフ首相が所属する政党
だけでは議会の過半数を維持することが
出来ないため、戦争継続に賛成する極右
政党と連立することによって、過半数を
維持しているとのことです。
一方、アメリカ合衆国のバイデン大統領
がイスラエルを支援するのは、国内のユ
ダヤ人の支持を得るためだそうです。
つまり、この戦争が止まらないのは、イ
スラエルとアメリカ合衆国において、与
党が政権を維持するためだ、ということ
になります。
民主主義国家において、選挙のために戦
争をするというのは、余りにも皮肉と言
わざるを得ません。