結婚前に手元に500万円??(第9回)ー日本で少子化が止まらない理由(ワケ)⑦(シニア雑記)
今日は、壽々(じゅじゅ)です。
今回は、交際相手はいるのですが、結婚
前に手元資金として500万円以上確保し
たいと思っていて、結婚に踏み出せない
でいる男性の話になります。
今回登場するのは、東海地方の公立中で
教師として働く男性(26)(仮にNさん
と呼びます)。
Nさんは、3年前から交際する女性と家
庭を築きたいとの気持ちはあるのですが、
それでも結婚に踏み出せないのは、「経
済的にはまだなのかな」と感じるから。
教師としての収入は安定しているそう
ですが、結婚したら子供は欲しいと思う。
子育てに時間やお金がかかるために、
「ある程度余裕がある方が安心」と考え、
結婚の前に手元資金として500万円以上は
確保したいと考えている。
付き合っている女性とは「2人で1千万
くらいはあった方がいい」と話し合って
いるとのこと。
Nさんは、教師になるため、地元を離
れて愛知県内の私立大で学び、日本学生
機構の奨学金を借り、返済総額は利子を
含めて200万円強になる。
ただ、月々の返済額は1万円弱に抑え、
その一方で、NISAに月2万円ほどつぎ込
む。手元資金は200万円ほど。
「今なら返すよりも投資に回した方がい
い。できるだけお金をためたい」と考え
ているとのこと。
どうでしょうか?
NISAでどのくらいお金が増えるのか、や
ったことがないので分かりせんが、投資
である以上、必ずしも増えるとは限らな
いと思います。
借りた奨学金に利子が付くのであれば、
借金を先に返済した方がいいように思う
のですが……。
ただ、この様子だと、Nさんは結婚した
としても、子どもは1人になりそうです。
ただ、それだと、少子化は止まらない。