今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

今回は、皇室典範の話は、さておいて、
そもそも、「万世一系」とか言われてい
るけど、天皇の祖先は一体誰なのか、に
ついて、述べてみたいと思います。

宮内庁のHPを見ると、「天皇系図」なる
ものが載っています。

それを見ると、第１代天皇は、神武天皇
です。

そこから系図を辿ると、今上天皇は、第
126代になります。

それで、
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今上天皇は126代目ですが、 どの天皇も
父方をさかのぼると必ず第1代の神武天
皇につながるのです。 これが男系 (父方
系) 継承です。 神武天皇より今上陛下に
至るまで126代の 間、皇位は一度の例外
もなくすべて男系 (父方系)で継承されて
きました。このことを「万世一系」とよ
びます。
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だそうです。（皇室の伝統を守る国民の
会Q&Aより）

ところが、この神武天皇が実在したかに
ついては、疑問が持たれています。

初期天皇の実在性については、次のよう
に、諸説あります。（ウィキペディアよ
り）

①初代神武天皇以降を実在とする説
②第10代崇神天皇以降を実在とする説
③第15代応神天皇以降を実在とする説
④第26代継体天皇以降を実在とする説

上の「万世一系」というのは、①の説に
拠っていることになります。

ところが、この神武天皇をさらに5代遡
ると、何と、天照大神に行き当たります。

天照大神は女神です。

天皇の祖先は、何と女神だったのです！！
では、都合が悪いので、確実に男性天皇
と言える神武天皇を初代天皇としたので
しょう。

ただ、その実在性が確実視されているの
は、⑤の継体天皇です。

⑤からだとしても、日本の天皇家が1500
年近く続いていることになり、世界でも
最古の王朝となっています。

なお、神武天皇は、生年は紀元前711年2
月13日、崩御は紀元前585年4月9日で、
127歳まで生きたことになっています。

では、何故、男系天皇をその間存続させ
てきたのか、性染色体説↓は論外としても
その理由（男系天皇じゃなければダメで
すか？女系天皇だっていいじゃないです
か？）について、次回以降で述べてみた
いと思います。