壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

宝塚100周年と私の思い出(『RUNWAY』を観て)。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


実は、私たち夫婦が、ある程度本格的に
宝塚歌劇を観始めたのが、宝塚100周年
の年、つまり、2014年です。


何故、この年だったのか?


理由は、三つあります。


一つ目は、大学受験で二浪していた息子
が大学に合格したことです。


大学受験で、二浪している息子がいるの
に、夫婦で宝塚行こうぜって、気分には
ならなかったということです。


それが、息子が何とか大学に合格したの
で、ようやく、宝塚を観劇できるように
なりました。


二つ目は、経済的理由です。


2014年は、私が60歳になる年、会社では、
定年になる年です。


定年になっても、再雇用で5年間は働け
るのですが、給料は、元のままという訳
にはいきません。


それが、子会社に転籍する事によって、
給料は下がらなくなりました。


ですから、息子が私立大学に行って、か
なり授業料が高くても、宝塚歌劇を観劇
できるだけの経済的ゆとりができました。


三つめは、100周年の前の年に、宝塚OG
によるコンサートを観に行ったことです。


『DREAM, A DREAM』ですね。


これを観て、現役による宝塚歌劇の方も
観たいと思うようになりました。


ですから、今回の『RUNWAY』は、それ
ほどの人気公演にはならなかったみたい
ですが、『RUNWAY』を観て、宝塚歌劇
の方も観たいと思う人もいるのではない
かと思います。


さて、それでは、100周年で『RUNWAY』
に出演した各組トップの公演を全部観る
ようになったかというと、そうではあり
ません。


まず、最初に観たのは、柚希礼音さん主
演の星組公演『眠らない男・ナポレオン 
―愛と栄光の涯に―』東京宝塚劇場公演
です。


なぜ、東京宝塚劇場公演かというと、息
子が大学に合格した時には、宝塚大劇場
公演のチケットが間に合わなかったから
です。


何故か、2公演連続公演を申し込んで、
2公演とも当選してしまったので、折角
だからということで、品川のホテルで1泊
して、2公演観劇しました。


次に観劇したのが、今度は宝塚大劇場公
演の龍真咲さん主演月組公演『宝塚をど
り』『明日への指針 -センチュリー号の
航海日誌-』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
で、これも、2回観劇しました。


この公演は、各組のトップがゲスト出演
していて、私が観たのは、柚希礼音さん
と壮一帆さんのゲスト出演回でした。


今回、『RUNWAY』で龍真咲さんが『T
AKARAZUKA 花詩集100!!』を歌ったのは、
本当に懐かしかったです。


なお、2回目観劇の時には、旧宝塚ホテル
に宿泊して、宝塚ホテルデビューもして
います。


今、考えると、チケットもそうですが、
良く宝塚ホテルの宿泊予約なんか出来た
なと思います。(当然、仕事があります
から、土曜日1泊です)


次に観劇したのは、やはり、柚希礼音さ
ん主演の星組公演『太陽王 〜ル・ロワ・
ソレイユ〜』東急シアターオーブ公演。


そして、『The Lost Glory—美しき幻影—』
東京宝塚劇場公演。


『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』
日本武道館公演。


月組東京宝塚劇場公演『PUCK』『CRY
STAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』


で、2014年は終わりです。


蘭寿とむさんを観たのは、まだ、宙組時
代の『雨に唄えば』だけですし(この時、
北翔海莉さんも出演していました)、壮
一帆さんを観たのは、『Shall we ダンス?』
『CONGRATULATIONS 宝塚!!』で、2013
年です。


凰稀かなめさんに至っては、現役時代に
その舞台を観たことは、1回もありせん。


私が、全組制覇になったのは、花組は、
明日海りおさんがトップの時(さすがに、
『エリザベート』は、無理でしたが)、
宙組は、朝夏まなとさんがトップになっ
てからです。


ただ、私にとっても宝塚100周年で最大
のイベントは、やはり、柚希礼音さんの
日本武道館コンサートだったんだと、思
います。


よく、チケットが取れたな、と、そうい
えば、最後列だったなというのと、柚希
礼音さんんが、会場を3つに分けてハモら
せるという無茶振りをしたのを良く覚え
いています。


ただ、感じるのは、この10年の間によく
も色んなことがあったなという思いです
ね。


さて、次の120周年までには、どんなこ
とが起きるのでしょうね。


その時、110周年の時のトップは、どう
なっているのでしょうか?


楽しみです。


私が、まだ生きていればの話ですが。