今回の組替えの意味について考える④(月組編)ー男役スター補強に失敗した月組人事
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
今回は、月組編です。
月組は、こうなります。(敬称略)
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きよら羽龍(104期)月組→宙組
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つまり、5組のうちで、男役スターの組替
えが一人もいなかったのが、月組です。
その理由は明らかで、風間柚乃さんを2番
手にしてしまったからです。
本来であれば、月組トップの鳳月杏さん
は、92期であり、風間柚乃さんは、100期
ですので、男役スターが最も組替えしや
すかったのは、月組であるはずでした。
水美舞斗さんや瀬央ゆりあさんの落下傘
もあり得たでしょうし、瑠風輝さんの組
替えの可能性もあったと思います。
ところが、月組は、意図してかどうかは
分かりませんが、風間柚乃さんを、早々
に2番手に上げてしまったことにより、そ
の可能性を自ら潰してしまいました。
結局、5組の中で、男役スターの補強が
できなかったのは、月組だけという結果
になってしまいました。
最早、月組体制を補強できる男役スター
は、下級生はともかく、上級生には残っ
ていません。
暁千星さんが、今更、星組から月組に組
替えするなんてことは、あり得ないこと
です。
一方で、娘役の方は、きよら羽龍さんの
宙組組替えを復活しました。
(もう一方が復活しないのは、当然でし
ょうし、今更、復活されても月組として
は困るでしょう)
きよら羽龍さんの宙組への異動は、元々
は、宙組でトップにするつもりであった
可能性があると思いますが、今回は、宙
組の層の薄い103期付近を補強するのが
主目的だと思います。
花組の二葉ゆゆさん(103期)とセット
と考えた方がいいと思います。(「もし
ハネ」があったりして)
娘役の方は、きよら羽龍さんを組替えし
ても、白河りりさん、羽音みかさん、花
妃舞音さんらがいるので、問題はなさそ
うです。
次は、花組編です。