1階4列目で観た『FORMOSA!!』神奈川公演観劇コメントー横浜も寒かった!!
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
昨日は、縣千さん主演『FORMOSA!!』
神奈川公演を観に、横浜まで遠征して
きました。
大阪公演に続き、2回目観劇となります。
しかも、1階4列目で観れるなんて、久し
振りです。
この所、2階席とか3階席ばっかりだった
ので……。
でも、観劇が今日じゃなくて良かったで
す。(今日は、休演日ですが)
今日は、新幹線が雪のために最大50分く
らい遅れたみたいです。
夏は台風や大雨に怯え、冬は大雪に怯え、
時々、新幹線の沿線の火事にも怯え、そ
んなことばっかりです。
劇場の近くに住んでいる人が羨ましいで
す。
前回の観劇コメントで書き尽くしてしま
った感じですが、やはり、13列目と4列目
の違いは大きいです。
双眼鏡なしで、ほぼ、観ることが出来ま
したし、やはり、間近で見る縣千さんの
オーラが凄いです。
単なる物乞いに過ぎなかったジャン(縣
千)が、イネス(華世京)によって、空
想の島国のフォルモサ人として、ロンド
ンの人々の注目を浴びていく。
ジャンがフォルモサ人を騙るのは、自分
が人々から注目されることに喜びを見出
せるからではなかったのではないだろう
か、そう感じました。
ジャンは、ペテン師ですが、それでは、
彼は、どんな悪いことをしたのでしょう
か?
彼は、ロンドンの人々に見知らぬ東洋の
島国について語ることにより、人々に夢
を与えたのだと思います。
そう考えると、むしろ、地理学者である
オリバー(久城あす)や天文学者である
ハレー(蒼波黎也)がその嘘を見破ろう
としたことの方が無粋であるように思わ
れます。
ただ、いつまでも、ジャンが嘘をつき続
ける訳にもいかないので、そういう展開
にしたのだとは思いますが……。
ただ、天文学者のハリーがフォルモサの
夏に煙突に差す太陽の時間をジャンに訊
いて嘘を見破るっていうのだけは、?で
した(実は、これは、ジャンとハリーの
お芝居なのですが)。
霧の都ロンドンなら、多数の煙突がある
というのは分かりますが、日本や台湾で
民家に煙突なんかないと思うんですが。
この作品の最後にでてくる『ガリバー旅
行記』は空想の物語であるからこそ、今
でも多くの人々に読まれているのだと思
います。
このジョルジュ・サルマナザールという
稀代のペテン師は、その豊富な知識に基
づいて、その空想力を活かして、フォル
モサ(台湾)について空想の世界を創り
出し、自らその空想の世界に飛び込んだ
人だったのではないかと思います。
(あ、公演プログラムにそう書いてある)
さて、2015年も10日を過ぎました。
「宝塚」という夢の世界は、今年は、ど
んな夢を私たちに見せてくれるのでしょ
うか?
ところで、昨日は、彩風咲奈さんがご観
劇だったようです。
2列目の私とは反対側(下手)の席に座っ
ていたのですが、客席から拍手が起きて
いましたし、縣千さんが、今日は客席か
ら暖かい風が吹いて、みたいなことを言
っていました。
連れの女性が何者なのかは、最後まで分
かりませんでしたが、「愛の不時着」コ
ンビは、初日を観劇していたようですし、
朝月希和さんとも違うような……。
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