選択的夫婦別姓に千葉市長も「肯定的」?(シニア雑記)
今日は、壽々(じゅじゅ)です。
珍しいですね。産經新聞が「選択的夫婦
別姓制度」に肯定的な人の意見を載せて
います。
1月23日付の配信で、タイトルは「通称
使用だけでは解決せず」選択的夫婦別姓
に千葉市長も「肯定的」 女性の不利益
指摘、です。
記事の全文はこちら↓をご参照下さい。
一部のみ紹介します。
千葉市の神谷俊一市長が23日の記者会見
で示した「選択的夫婦別姓制度」に対す
る考えです。
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神谷市長は会見で「男女共同参画が進み、
姓を選択できるようにする重要性が社会
的に高まっている。(略)「(平成8年の)
法制審以来、長い議論が続いているが、
今、結論を得る時期に来ているのではない
か」と述べた。
(略)
同制度を導入せずとも、運転免許証など
で旧姓の通称使用ができ、日常生活での
煩わしさが解消されている点を尋ねられ
ると、「改姓は女性の割合が圧倒的だ。
その状況で仕事をする上での不利益や行
政機関での変更手続きに伴う負担など、
通称使用だけで解決しない問題がある」
と語った。
(以下、略)
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平成8年というのは、1996年です。
つまり、法制審の答申から約30年もの間、
この問題は、与党多数の下、放置され続
けてきたのです。
その与党が先の選挙で少数になったから、
ようやく、国会で議論が始まろうとして
いるのです。
改姓する女性は95%以上だとする数字も
あります。
夫婦同姓を強制される不利益の殆どは、
女性が被っていることになります。
今、野党が連帯すれば、「選択的夫婦別
姓制度」の導入も可能になるでしょう。
さて、それで「家庭内が揉める」ことに
なるのでしょうか?