やっぱり見応えあり!!ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』を観てきました!!
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
昨日は、梅田芸術劇場メインホールへ、
ミュージカル『レ・ミゼラブル』を観に、
遠征してきました。
どこかの歌劇団の誰ぞの退団公演かって
ほどのチケット難で、東京公演の抽選は、
壊滅。
大阪公演で、A席だけに切り替えて、よ
うやくチケットが確保できました。
ただ、2階席の5列目で、さすがに舞台が
遠く、双眼鏡で覗いても、舞台の上の人
物の顔が豆粒ほどで、ようやく顔が見分
けられるって状態でした。
おまけに、目の前に手摺があって、舞台
の前方が見えないっていう……。
映画化されて人気がでたというのもある
かと思いますが、メインキャストがトリ
プルキャストで、何回も観に行きたいと
いうのもチケット難の原因にあるように
思います。
さて、いつもですと、ここで公演プログ
ラムからストーリー紹介なのですが、何
とプロローグからエピローグまで、びっ
しり書かれているので、断念することに
しました。
で、プロローグと第1幕の冒頭だけ紹介す
ると、
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1815年、ツーロン
19年間投獄されていたジャン・バルジャ
ンは、ジャベールから仮出獄を言い渡さ
れる。世間の冷たさにバルジャンの心は
荒み、銀の食器を盗んで逃げようとする。
司教に人としてのあり方を諭されたバル
ジャンは、過去を捨て新しい人生を生き
ようと決める。
1823年、モントルイユ・シュール・メー
ル
マドレーヌと名を変えたバルジャンは、
市長の地位を手にしていた。彼の経営す
る工場では、日々の暮らしに精一杯の貧
しい人々が大勢働いている。その一人フ
ァンテーヌは、仕事仲間との喧嘩騒ぎで
クビになってしまう。人に預けた娘コゼ
ットの養育費のため、港で身を売るよう
になったファンテーヌ。そこでも客と騒
ぎを起こし、警察に逮捕されそうになっ
たところをバルジャンに救われる。
馬車が暴走し下敷きになった男をバルジ
ャンが助ける。その様子を見ていたジャ
ベールは市長がバルジャンではと疑いを
抱く。だが翌日には、バルジャンと目さ
れる男が法廷で裁かれることになってい
た。それを聞いたバルジャンは苦悩の末、
男の無実を晴らすべく裁判所に現れて自
らの正体を明かす。
病院に運ばれたファンテーヌは病重く、
バルジャンに娘を託して息を引き取る。
バルジャンは、ファンテーヌとの約束を
果たすため、自分を追って来たジャベー
ルを倒し、コゼットの元へと急ぐ。
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まあ、紹介するまでもないストーリーだ
と思っていたところ、終演後に、「スト
ーリーがよく分からなかった」と言って
いたカップルがいたので……。
多分、後半の「六月暴動」というのが分
かりづらいのと、演出も、以前観た時よ
り分かりづらくなっていたように思いま
す。
何となく「これくらいは知っているだろ
う」感がありましたね。
今回、私が観た回のキャストは↓のとおり
です。
木下晴香さんファンティーヌ役というこ
とで、この回にしました。
生田絵梨花さんでも良かったのですが、
やはり、木下晴香さんにしました。
昆夏美さんは、どちらかと言うと、エポ
ニーヌ役かな、という気がするので。
ということで、上から4人は、もう、文句
の付けようがないです。
佐藤隆紀さんのジャンバルジャンは、さ
すがとしか言い様がないです。
マリウス役の山田健登さんは、今回初め
てですね。まあまあですが、今後に期待
です。
コゼット役の敷村珠夕さんは、声が綺麗
です。21年版から出演ということで、今
後が期待されます。
テナルディエ夫妻の斎藤司さんと樹里咲
穂さん。演技が見事です。
この二人が、いかにもクズ人間でないと、
後半部分の他の人物が引き立たないです。
斎藤司さんが歌えるとは、知りませんで
した。
最後に、アンジョルラス役の小林唯さん。
歌が上手いと思ったら、劇団四季出身な
んですね。さすがです。
たまにはね、こういう、誰一人として歌
が下手な人がいないという圧巻のミュー
ジカルを観るっていうのは、心のバラン
スが取れるので。
新感線の名古屋駅のホームで買ったお土
産用???の赤福餅です。
最近、ちょっと小さくなったような……。