壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

これはお薦め!!圧巻のミュージカル映画『ウィキッド ふたりの魔女』ー鑑賞コメント。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、ミュージカル映画『ウィキッド

ふたりの魔女』を観に、名古屋駅前の映

画館に行ってきました。


まず、パンフレットからストーリー紹介

です。

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飛べることを、まだ知らないだけ。


 魔法と幻想の国、オズ。人々が今、“悪

い魔女”の死を喜び祝っている。そこにや

ってきた“善い魔女”グリンダが、改めて魔

女の死を告げる。


 しかし、一人の女性から、悪い魔女と

友達だったのでは?と尋ねられたグリン

ダは、死んだ魔女の身の上を語る。かつ

て友達だったその魔女、エルファバのこ

とを。


 エルファバはその母親と見知らぬ男と

の情事の果てに誕生し、父親は全身が緑

色の彼女のことを忌み嫌っていた。母親

は早くに亡くなり、エルファバは足に障

がいを持つ妹・ネッサローズが入学する

シズ大学に付き添いとして同行する。父

親は、ネッサローズばかりを可愛がり、

入学のお祝いに宝石をあしらった美しい

銀色の靴を贈り、エルファバにはネッサ

ローズの世話をするよう厳しく言い渡し

ていた。しかし、シズ大学の魔法学の権

威、マダム・モリブルは入学式で思いが

けず目撃したエルファバの魔法の力を高

く評価し、エルファバも入学することに

なる。


 そして、エルファバはシズ大学でグリ

ンダー当時は「ガリンダ」という名だっ

たグリンダと出会う。誰よりも優しく聡

明でありながら家族や周囲から疎まれ孤

独なエルファバと、誰よりも愛され特別

であることを望むみんなの人気者グリン

ダは、大学の寮でルームメイトとなる。


 見た目も性格も、そして魔法の才能も

まるで異なるふたりは反発し合うが、互

いの本当の姿を知るにつれ、かけがえの

ない友情を築いていく。


 一方、エルファバは自分を認めてくれ

るマダム・モリブルに感謝しつつ、ヤギ

のディラモンド教授に好感を持つ。ディ

ラモンド教授はいまだに教鞭を執ること

が許されている数少ない動物の教授だっ

たが、排斥運動によって大学から追い出

されてしまう。


 ある日、誰もが憧れる偉大なオズの魔

法使いに招待されたエルファバは、グリ

ンダと共に彼が君臨するエメラルドシテ

ィへ旅立ち、そこでオズに隠され続けて

いた“ある秘密”知る。


 それは世界を、そしてふたりの運命を

永遠に変えてしまうものだった。

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これは、有名な『オズの魔法使い』のも

う一つの物語。


『オズの魔法使い』に登場するエルファ

バがなぜ、“西の悪い魔女”となったのか、

そして、そのエルファバと南の善い魔女

・グリンダの知られざる友情を描いてい

ます。


肌が緑色であるというだけの理由のため

に、父親からも疎まれ、大学のクラスメ

イトからも仲間外れにされ、嘲笑され、

周囲から孤立しているエルファバの姿は、

未だに差別のなくならない現代社会にお

いて、何が大切かを教えてくれます。


一方、グリンダは、誰もが魅了される外

見と明るい性格ですが、どちらかという

と、ちょっとイヤな奴。


そんな二人が寮で同室になってしまい、

初めは反目し合うのですが、次第に、お

互いの真の姿に気付き、友情を深めてい

きます。


この二人の友情物語もこの作品の見所の

一つです。


そして、なんといっても、この作品を映

画館で観るべきなのは、映画ならではの

その圧倒的な映像美と二人の主役を始め

とするキャスト陣の圧巻の歌の素晴らし

さでしょう。


名曲の数々、そして、エルファバ役のシ

ンシア・エリヴォとグリンダ役のアリア

ナ・グランデの演技力と歌唱力には圧倒

されます。


この週末は、是非、映画館でその醍醐味

を味わってください。


ミュージカル歴40年(映画も含めると55

年以上)の私もお薦めの作品です。


明日も、もう1回観にいきます。


で、映画館でCD(3,300円)を買っちゃ

いました。


なお、上映時間3時間25分休憩なしです

が、なんとこれ、PART1です。


つまり、続編があるってことになります。