ソフィを殺したのは誰だ?!愛希れいかさん出演のミュージカル『イリュージョニスト』大阪公演を観ました。(ほぼネタバレなし)
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
昨日は、ミュージカル『イリュージョニ
スト』を観に、梅田芸術劇場メインホー
ルまで遠征してきました。
何と、前から3列目でした。
オペラグラスの要らない席で観たのは、
久し振り。
最近は、2階席だったり、後ろから3列目
だったりで。
さて、まず、公演プログラムからストー
リーです。
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何のために人は嘘をつき、仮面を被り、
虚構を作り上げるのか。
舞台は19世紀末、ウィーン。栄華を極め
たハプスブルク帝国の斜陽。
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イリュージョニスト・アイゼンハイム
(海宝直人)は、興行師ジーガ(濵田め
ぐみ)と共に世界中を巡業していた。
ウィーンでの公演中、偶然にもアイゼ
ンハイムは幼い頃恋心を寄せ合った公爵
令嬢、ソフィ(愛希れいか)と再会する。
だが、ソフィはオーストリア皇太子レ
オポルド(成河)の婚約者となっていた。
傾国の危機を救うために、過激な思想
に傾倒する皇太子に対し、ソフィは心の
内では疑念を抱く。
ひそかに逢瀬を重ね、変わらぬ愛を確
かめ合うアイゼンハイムとソフィ。
皇太子は二人の間柄を疑い、ウール警
部(栗原英雄)に偵察させる。
ついに密会を知った皇太子は、怒りの
あまり剣を手にソフィの後を追い……。
目の前に見えているのは果たして真実
か?
それとも虚偽なのか?
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何と、第1幕の終盤でソフィは、何者か
によって殺されてしまいます。
悲嘆に暮れるアイゼンハイム。
果たして、ソフィを殺したのは誰か?
という所で第1幕は終わり、休憩時間25
分間となります。
したがって、愛希れいかさん、第2幕では、
ほとんど幽霊です。
実は、私、この『イリュージョニスト』
の基になった映画『幻影師アイゼンハイ
ム』を観ています。
ですから、結末を知っている訳ですが、
そこがこの作品の面白い所なので、ネタ
バレする訳にはいきません。
物語の鍵は「ソフィを殺したのは誰か?」
で、ウール警部はその真相に迫ります。
愛希れいかさんの舞台は、退団後、初め
て。
退団後の愛希れいかさんの舞台は、Wキ
ャストが多いので、『エリザベート』は
花總まりさんで、『ファントム』は木下
晴香さんで、『マタ・ハリ』は、もちろ
ん、柚希礼音さんで観てしまったので。
また、NHK大河ドラマも見ないし。
歌は、結構上手くなっていたと思うので
すが、何で、脇役に濱田めぐみさんを持
ってきた?
しかも、濱田めぐみさんの歌が結構多い。
それはともかく、出演者全員歌が上手く
て、聴き応えがあります。
また、ミュージカルにしたことと、演出
家の演出がいいのだと思いますが、映画
版よりは見応えのある作品になっていた
と思います。
そして、海宝直人さんのマジックにも注
目です。大分、手に火傷をしたようです
が(アフタートークでそう話していまし
た)。
また、出来る事なら、愛希れいかさんの
ロケットペンダントにも注目です。途中
で形が変わるそうです。(アフタートー
クより)
なお、公演プログラムに「ロケット」と
書いてあるのを見て、公演でラインダン
スをやるんだ!?と思ってしまったこと
は、つくづく「宝塚バカ」だと思いまし
た。(やりませんよ!!)