星組公演『阿修羅城の瞳』が凄い!!!!!!ー1回目観劇①
今日は、壽々(じゅじゅ)です。
昨日は、星組宝塚大劇場公演『阿修羅城
の瞳』『エスペラント!』を観に、宝塚
大劇場まで遠征してきました。
今回は、お芝居の『阿修羅城の瞳』につ
いてのコメントです。
もう、予想の遥か上を行っていました。
凄い!!凄すぎます。
礼真琴さんの病葉出門が凄い!!
圧巻の歌声に加え、いのうえ歌舞伎『阿
修羅城の瞳』の独特のセリフ回しも見事
にこなしてみせます。
そして、さらに圧巻なのは、立ち回り。
宝塚で、こんな激しい立ち回りをやって
大丈夫なのか?と心配になるほどの迫力
ある立ち回りをやってのけます。
着流しの着物姿も、恰好いい!!としか
言い様がないです。
そして、暁千星さんの"闇のつばき"=阿
修羅も凄い!!
"闇のつばき"の時は、いかにも女役らし
い所作を見せながらも、阿修羅になった
時は、まるで阿修羅が憑依したかのよう
な圧倒的な存在へと変身します。
成程、これは男役というよりも暁千星さ
んでなければ出来ない役だな、と思わさ
れました。
病葉出門に対して、『……恨みまするぞ、
出門殿』と言う阿修羅のセリフが鬼気迫
るものがあります。
ということで、まず、公演プログラムか
らストーリー紹介です。
==================
「阿修羅目覚める時、逆しまの天空に不
落の城浮かび、現世は魔界に還る」
人を喰らう鬼が秘かに跋扈する、文化
・文政期の江戸の街ー。千年余の長きに
わたる人と鬼との戦いの果て、鬼の王・
阿修羅の目覚めの時が近づいていた。病
葉出門(礼真琴)は、鬼を祓うため幕府
が組織した"鬼御門"の腕利きとして"鬼殺
しの出門"と称され、夜な夜な魑魅魍魎を
斬っていた。
ある夜、鬼たちが巣食う邪宗の寺へ向
かった出門は、蠢く鬼達の中にあどけな
い少女(茉莉那ふみ)を見付ける。
ー人を殺すが鬼なれど、鬼を殺すが人
なれば 人こそ鬼にほかならぬー。
出門はその言葉に戸惑いながらも、取
りすがる少女に太刀を振り下ろすのだっ
た。
五年後ー。出門はあの事件を契機に鬼
御門を辞め、江戸戯作界の大巨人、四世
・鶴屋南北(美稀千種)の一座に身を寄
せていた。ある時、出門は鬼御門の副隊
長・安倍邪空(極美慎)から逃れようと
している謎の女・闇のつばき(暁千星)
と出会う。つばきは江戸を騒がす女泥棒
として、そしてひと月前、佃の戻橋で不
意討ちされた出門の師匠、十三代目・安
倍晴明(ひろ香祐)殺しの下手人として
追われていたのだ。何故か心動かされ、
鬼御門からつばきを匿うこととなる出門。
何かに導かれるように出会った二人は、
強く惹かれ合っていくが…。それは阿修
羅の目覚めに関わる、解くに解けない縁
であったー。
==================
②に続きます。