「天皇のみが許される」絶対禁色??今頃、時代錯誤では?(シニア雑記)
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
5月10日配信の週刊女性PRIMEに、こん
なタイトルの記事が載っていました。
「万博のショーに批判殺到!「天皇のみ
が許される」絶対禁色着用の❝あっては
ならない演出❞」
絶対禁色とは、
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「8世紀ごろ、日本では位によって着用
する服の色が決められていました。一般
の人が着ることを許されない色は『禁色』
と呼び、中でも天皇や皇太子にしか着る
ことが許されない色を『絶対禁色』と呼
んだ」
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そうです。
それを
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「この絶対禁色は今なお皇室内で受け継
がれていて、現在の天皇陛下が即位礼の
儀式で着用された金茶色の袍『黄櫨染』
(こうろぜん)は、天皇のみ着用が許さ
れています。絶対禁色を一般の人が着用
するというのは、絶対に侵してはならな
い禁忌ですが、例のショーでは一般人に
よる『黄櫨染』の着用シーンがあり、こ
れが波紋を呼んだのです」
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だそうです。
時代錯誤も甚だしいと思います。
「天皇」も「一般国民」も現行憲法下で
は、同じ人間です。
「天皇」ならば着ていい衣装の色があっ
て、「一般国民」にはその色の衣装を着
てはいけないというのは、「天皇」を神
格化するものであって、「平等」の理念
にも、反することですし、そんな法律も
存在しません。
なお、「天皇」≠「国民」とは別の話で
す。(憲法第14条に定める平等権とは
違うということです)