壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

「女性皇族の夫と子は「皇族とせず」」には、反対だ。(シニア雑記)

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


5月21日配信の毎日新聞によると、自民

党の「安定的な皇位継承の確保に関する

懇談会」は、皇族数確保策として焦点と

なっている結婚した女性皇族の夫と子の

身分について、「皇族としない」との党

見解を確認した、とのことです。


まず、女性皇族が結婚後も皇族として残

ること自体に、私は、反対です。


皇室典範第12条には、こう書いてありま

す。


第十二条

皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚

姻したときは、皇族の身分を離れる。


今まで、いくらでも時間はあったはずな

のに、今更、改正はないでしょう。


公務の担い手がいないというのなら、公

務そのものを減らせば済むことです。


どう考えても、この公務必要か?と思う

ような公務もあります。


もし、女性皇族を結婚した後も皇族とし

ての身分に留まるということになると、

その女性皇族は、一生、公務を続けると

いうことになります。


それは、余りにも酷だと言わざるを得ま

せんし、女性皇族の方のご意思に沿った

ものであるのかについても疑問を抱かざ

るを得ません。


次は、その女性皇族が結婚したとして、

その夫と子は「皇族としない」ことへの

疑問です。


秋篠宮一家は、すべて皇族です。


男性皇族の妻と子は皇族となれるのに、

女性皇族の夫と子は皇族になれないとい

うのは、バランスを欠いていると言わざ

るを得ないでしょう。


そもそも、女性皇族が皇族のままであっ

て、その夫と子が皇族でない場合、日常

生活はどうするのでしょうか?


住居の問題、生活費の負担の問題など問

題は山ほどあります。


これらの問題について、明確な対策のな

い限り、女性皇族の夫と子については、

「皇族としない」という案については、

同意しかねます。