壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

「エリザベート」は、鏡の間が似合う人がいい、と思う。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


「「エリザベート」は、鏡の間が似合う

人がいい」


かつて、そんなような話を読んだような

記憶があります。


私は、ミュージカルは「歌が命」と思っ

ていますが、それは、歌唱力があればい

いという意味ではありません。


その人が演じる役の感情を歌に乗せて、

観客に届けることができる、それでいい

と思っています。(音程が外れるのは論

外ですが)


どちらかというと、「歌」よりも「ビジ

ュアル」重視です。


かつて、宝塚の某組の某トップ娘役が、

ヨーロッパの某王国の美女と言われた女

王の役をやって、どうにも美女に見えな

くて、ガッカリしたことがあります。


まあ、宝塚の演目は、男役トップに合わ

せるので、そんな事が起きるのでしょう。


また、劇団四季は、余りビジュアルに拘

らない劇団ですが、やはり、ビジュアル

で、こっちのキャストが良かった、と思

うことがあります。


エリザベートは、当時のヨーロッパ宮廷

一といわれた美貌の持ち主であり、肖像

画だけでなく、写真も残っています。


それが、いかにも日本人っていう平たい

顔の人が「エリザベート」をやるという

のは、余り観たくないと思います。


やはり、鏡の間から出て来た時に、いか

にも「エリザベート」と思う人で、『エ

リザベート』は観たいと思います。


従って、少なくとも「エリザベート」に

関しては、私は、「歌」よりも「ビジュ

アル」重視派です。