壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

『阿修羅城の瞳』は、1本物でもよかったのではないか?

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


先一昨日、星組宝塚大劇場公演『阿修羅

城の瞳』3回目観劇して思ったのは、これ、

1本物にした方が良かったのではないかと

いうことです。


過去に1本物で退団したトップは結構いま

す。


最近では、元宙組トップの真風涼帆さん

の退団作『カジノ・ロワイヤル~我が名

はボンド』も1本物ですし、元花組トップ

の柚香光さんの『アルカンシェル』も1本

物です。


劇団☆新感線の舞台が174分ですから、

1本物にすれば、宝塚の公演時間も90分

が150分になったことになり、今回、カ

ットされた場面のかなりの部分ができた

ことになります。


その方が、トップ娘役不在のレビュー作

品との2本立てにするよりは、『阿修羅

城の瞳』が礼真琴さんの代表作となり得

たのではないかと思うと、せっかくの劇

団☆新感線とのコラボ作品が勿体ないよ

うな気がします。


演出も小池修一郎氏にしていれば、多分、

1本物にしていたのではないでしょうか?