壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

これが新感線か!!圧巻の迫力!!柚香光さん主演の『紅鬼物語』を観た!!(ネタバレなし)

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


一昨日は、劇団☆新感線の舞台『紅鬼物

語』を観に、SkyシアターMBSに行って

きました。

劇団☆新感線の舞台は、『阿修羅城の瞳』

をBlu-rayで見ていますが、やはり生の舞

台で観ると迫力が違います。


まず、公演プログラムからストーリー紹

介です。

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 はるかな昔、都に天子がおわし、政を

つかさどりし頃。

 貴族の源蒼(鈴木拡樹)は、坂上金之

助(喜矢武豊)、碓井四万(千葉哲也)、

桃千代(一ノ瀬颯)を始めとする家臣を

率い、都で天子に仕えていた。


 だが十年前、蒼は東国ムトウに役人の

検分に赴いた際、妻の紅子(柚香光)と

娘の藤(樋口日奈)が姿を消すという悲

運に見舞われていた、

 庭には鬼のものとおぼしき一対の足跡

が残され、側には紅子に仕えていた女官

の首が。

 それから紅子たちの行方は、杳として

知れない。


 行方を探そうにも手がかりはなく、命

に従い、やむなく都に戻った蒼。日々の

務めに負われる中でも二人を忘れずにい

たが、都に鬼が現れ人々を脅かし始める。

 家臣の金之助も、彩橋の袂で女子のふ

りをした鬼、栃ノ木(早乙女友貴)に襲

われ、霊剣を振るってその左腕を斬り落

とす。捨て台詞を吐いて、空へ飛び去る

栃ノ木。

 ことの次第を聞いた蒼は「紅子と藤を

連れ去ったのは鬼の仕業。二人はきっと

生きておる」と信じ、鬼の左腕を手がか

りに足取りを追い、家族を取り戻そうと

心に決める。


 姿を消した紅子と藤、そして紅子の両

親は、一時シノナシ国のクナサ村に身を

寄せ、紅子は村娘たちに舞を教えていた。

 舞の見事さに感心した村長の八十八

(栗根まこと)は、紅子たちがこの村に

来た理由を尋ねる。

 東国ムトウの国頭であった夫と生き別

れ、手がかりを得て今は都へ向かう途中。

先に様子を見に行かせた供の帰りを待っ

ているところだ、と言う紅子。


 そこへ、毒蛇に噛まれた村人が担ぎ込

まれてくる。紅子が持参した薬を与える

と、村人はみるみるうちに元気を取り戻

した。紅子に感謝した八十八や村人たち

は、一行のために立派な家を建て始める。


その頃、蒼たちは都の陰陽師、阿部辺丁

迷を訪ね、鬼の居場所を占ってもらって

いた。だが、そこに腕を取り戻そうと栃

ノ木が現れ、桃千代を連れて空へ消えた。

 丁迷に桃千代の波動をたどらせると、

栃ノ木はシノナシ国へ向かっているとい

う。桃千代を取り戻し、紅子と藤の居所

を突き止めるべく、蒼たちもまたシノナ

シ国へと旅に出るのだったー。


 血の桎梏を越えて出逢い、そして離れ

てしまった紅子と蒼。

 だが、二つの色は再び一つとなり、運

命を哀しく染め上げる。

 これは宿命に抗い、愛し合った二人を

めぐる"人"と"鬼"のお伽噺ー。

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「人」と「人」を食わずには生きられな

い「鬼女」との悲恋の物語、というとシ

リアスな話ってことになりそうですが、

『阿修羅城の瞳』と同様に笑いどころ満

載の舞台です。


そして、何と言っても、新感線の舞台の

見所は、アクションシーン(立ち回り)

でしょう。


何と、柚香光さんにも殺陣の場面があり

ます。


しかも、宝塚の男役ではなく、男優陣を

相手に立ち回りをするのですから、迫力

が違います。


柚香光さんの演技も見事としか言い様が

ないのですが、ここでネタバレをする訳

にもいかないので……。

(この作品は、ネタバレなしで観た方が

面白いと思います。ですから、他人のネ

タバレありの感想は、もし、観劇予定が

あるのであれば、観劇前は、読まない方

がいいでしょう)


ただ、紅子(べにこ)という名前は、ど

うしても、ある人物が頭の中に浮かぶの

で、他の名前にして欲しかったと。


なお、7月8日(火)に全国の映画館でラ

イブビューイングがあるそうです。