城田優さん主演で観た!!ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』!!
今晩は、壽々(じゅじゅ)です。
一昨日は、ミュージカル『ダンス オブ
ヴァンパイア』を観に、御園座へ行って
きました。
やはり、劇場が近いと楽ですが、2階席
ではね。
このミュージカル、客席降りが多いので、
それが全然見えません。
しかも、舞台がかなり遠い。
さらに、私の周囲が、何かテンション低
い。(2階席だからなのか、御園座だか
らなのか?)
やっぱり、大阪公演にしとけば良かった
と反省。
この作品は、初演は観てないですが、今
回で、多分、4回目。
私のお気に入りのミュージカルです。
私は、山口祐一郎さんの歌声が好きなの
ですが、今回は、城田優さんとWキャス
トということで、城田優さんの伯爵で観
ました。
ヴィジュアル的には、城田優さんの伯爵
がいかにも、ヴァンパイアって感じで良
かったです。
今回のWキャストは、コチラ↓で観ました。
かなり、キャスト交代って感じですね。
演出も、一部変更になって、ダンスシー
ンが増えたような。
天井には、コウモリのリー君が飛んでい
たのですが、誰も注目していないような
……。知らないのかな?
それと、フィナーレのダンスは、事前に
振付の講座があったと思うのですが、今
回、それがありませんでした。
だから、私の周囲は誰も踊らない?
(1階席は知りません。見えないので)
公演プログラムから、ストーリー紹介で
す。
==================
ヴァンパイアの故郷として知られる極寒
のトランシルヴァニア。村人たちが「ガ
ーリック、ガーリック」と歌いながら大
騒ぎする宿屋に、大雪に打たれて気絶し
たアブロンシウス教授(武田真治)を抱
えて助手のアルフレート(太田基裕)が
転がり込んでくる。
彼らはヴァンパイアを研究する旅の途
中。宿屋の主シャガール(芋洗坂係長)
と女房のレベッカ(明星真由美)は、村
人たちと一緒になって教授を介抱する。
この宿屋に滞在することとなった二人。
エキセントリックな教授とは対照的に、
助手のアルフレートはどうも気が小さく、
臆病なところがある。しかし、こと恋愛
に関してはまっしぐら。宿屋の娘サラ
(フランク莉奈)に一目ぼれするやいな
や、心はもうここにあらずといった感じ
だ。
バスタブの中で身を清めている風呂好き
のサラも、まんざらでもない様子。
一方、シャガールは夜がふけると女房
の目を盗んで、女中のマグダ(青野紗穂)
の部屋に通っているー。
アルフレートの他にもう一人、サラを
求める存在がいた。息子のヘルベルト
(ジュリアン)と召使いのクコール(駒
田一)と城に暮らす、ヴァンパイアのク
ロロック伯爵(城田優)だ。
どことなく寂寞としたオーラを放ちな
がら宿屋に近づき、親の束縛から逃れて
羽ばたきたいサラの心に巧みに忍び寄り
ー。
==================
原作は、ロマン・ポランスキーの映画
『吸血鬼』。(レンタルビデオを借りて
見ましたが、結構、面白いです)
脚本・歌詞は、『エリザベート』のミヒ
ャエル・クンツェ。
そして、音楽は、ジム・スタイマンの珠
玉の名曲の数々。
この作品は、ホラーではなく、コメディ
・ミュージカルです。しかも、一級品の。
ミヒャエル・クンツェ氏、さすがです。
城田優さんの伯爵は、色気ダダ洩れって
感じで、いかにも、ヴァンパイア!!っ
て感じで良かったです。歌は、相変わら
ず、抜群です。
若い二人の太田基裕さんとフランク莉奈
さん。
このミュージカルは、若手でも容赦なく
ソロやデュエットを歌わせますが、頑張
っていて、好感が持てました。
武田真治さんの教授は、老け役なので、
石川禅さんとの違いが良くわかりません
でした。逆に、武田真治さんとは分から
ない程の教授になっていたのではないか
と思います。
最後に、クコール役の駒田一さん。
クコールは、この人でなくては、と思わ
せるところが凄い。もう一方の方で見た
らどうだったんだろう?
私のお薦めのミュージカル作品の一つで
す。
楽しんだ者勝ちの作品です。
1階席で観るのがお勧めですが、通路側
の席はご注意を。
ヴァンパイアに襲われる可能性大です。