壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

フラメンコダンスが圧巻の宙組公演『ZORRO THE MUSICAL』!!ー1回目観劇

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


『怪傑ゾロ』。


そんなアメリカのテレビドラマを見てい

たのは、私が小学生の時でした。


見事な剣捌きで敵と闘い、最後に敵の服

の正面に剣で「Z」の文字を残して、馬に

跨って去っていく。


黒いマントと手袋に黒の覆面と全身黒ず

くめ(どっちにしても白黒テレビでした

が)の「ゾロ」は、まさしく、私たちの

ヒーローでした。


主演はガイ・ウィリアムズでした。


その後、イケメン俳優のアランドロンが

主演を務めた『アランドロンのゾロ』と

いう映画も制作されました。


そして、ミュージカル化されて『ゾロ ザ

・ミュージカル』が日本で、V6の坂本昌

行さん主演で上演されたのは、2011年で

した。


圧巻のアクションとフラメンコダンスが

印象的な舞台でした。


そのミュージカルが、宝塚宙組で14年の

時を経て舞台で蘇る!!


しかも、少年時代に憧れたヒーローが帰

って来る!!


こんな嬉しいことはありません。


ということで、昨日は猛暑の中、東急シ

アターオーブまで、宙組公演『ZORRO 

THE MUSICAL』を観劇に行ってきまし

た。


さて、公演プログラムからストーリーで

す。

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 19世紀初頭のカリフォルニア。少年デ

ィエゴ・デ・ラ・ベガ(桜木みなと)は

街のヒーローになることを夢見ていた。

まだ非力なディエゴを兄のラモン(瑠風

輝)は弱虫だと馬鹿にし、市長である父

・アレハンドロ(松風輝)の後を継ぐの

は自分だと息巻いている。しかし、アレ

ハンドロが後継者に指名したのは、人に

愛される素質を持つディエゴだった…。


 アレハンドロに命じられスペインへ留

学したディエゴは、アカデミーに馴染め

ずジプシーの一座に居場所を見つけてい

た。ある日、奔放な生活を送るディエゴ

の前に、美しく成長した幼馴染のルイサ

(春乃さくら)が現れる。彼女はアレハ

ンドロの死と、ラモンの暴政に民衆が虐

げられていることを伝えに海を渡って来

たのだった。人々を救えるのはディエゴ

しかいないというルイサの訴えに胸を打

たれ、ディエゴは迷いながらもジプシー

のイネス(天彩峰里)達と共に故郷へ向

かう。


 ロサンゼルスに戻ったディエゴが目に

したのは、躊躇いなく民衆の絞首刑を命

じる横暴な兄の姿だった。故郷を救うた

め、ラモンに立ち向かう決意をするディ

エゴ。しかしディエゴを警戒し、ルイサ

まで巻き込もうとするラモンに正面から

挑むことは容易くはない…。ディエゴは

一計を案じ、表向きは兄に忠誠を誓う愚

かな弟を演じながら、その裏で黒いマス

クとマントを付けた謎の男"ゾロ"として

人々のために立ち上がる。


 果たしてディエゴは愛する故郷に平和

を取り戻すことができるのか。そして正

体を知らずに"ゾロ"に惹かれていくルイ

サとの恋の行方は…。

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この作品は、海外ミュージカルです。


それを宝塚風に、谷貴矢氏が潤色したの

が、今回の宙組公演になります。


従って、圧巻のアクション!!という訳

にはいきませんが、ジプシー・キングス

の名曲と、こちらは圧巻のフラメンコダ

ンスが見所の作品になっています。


そして、何と言っても、桜木みなとさん

の「ゾロ」が恰好いいです。


神出鬼没で、なんだか「ゾロ」が何人も

いるような……。


ということで「ゾロの影」役が3人います。


ところで、「ゾロ」とはスペイン語で

「狐」という意味です。(イネスのセリ

フに出てきます)


なお、当時のカリフォルニアは、スペイ

ン領です。(だから、ディエゴはスペイ

ンに留学する)