壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

ガルシア軍曹がデブじゃない??宙組東急シアターオーブ公演『ZORRO THE MUSICAL』ー3回目観劇

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、「宝塚友の会」で当選したチケ

ットで、宙組公演『ZORRO THE MUSI

CAL』を観に、東急シアターオーブまで

遠征してきました。


これで、何と3回目の観劇です。

(それだけ、チケットが取りやすかった?)


今回は、さすがに2階席ではなく、1階席

14列目になり、大分、舞台が近くなりま

した。


さて、前回↓の続きです。



私が子供の頃見たテレビドラマ『怪傑ゾ

ロ』では、かなり太った役者さんがガル

シア軍曹役をやっていました。


そのガルシア軍曹の太ったお腹に、ゾロ

が「Z」のマークを剣で残していく、と

いうのがお約束であったように記憶して

います。


そして、V6の坂本昌行さんが主役を務め

た『ゾロ ザ・ミュージカル』では、芋

洗坂係長がガルシア軍曹役でした、


私の頭の中では、ガルシア軍曹はデブだ

というイメージが出来上がっていました。


ところが、今回の宙組公演では、ガルシ

ア軍曹が、いきなり、スマートになって

しまいました。


えっ!!誰がガルシア軍曹??と思って

いたら、何と、風色日向さんでした。


さて、ガルシア軍曹は、軍人ですから、

市長であるラモンの部下になります。


ガルシア軍曹にとっては、上司である市

長のラモンの命令は絶対であって、民衆

との板挟みになってしまいます。


軍隊は、そもそも、本業は戦争をするこ

とです。


その軍隊で、部下が上官の命令に従わな

ければ、生死にかかわることになります。


そこが、軍隊と民間との大きな違いです。


ところが、その軍隊と同じような上下関

係を持ち込んでしまったのが「宝塚歌劇

団」でしょう。


ガルシア軍曹がラモンの命令に苦悩する

姿を見ていて、しかも、それが宙組公演

だと思うと、何か皮肉としか思われませ

んでした。


さらに、そのガルシア軍曹が恋に落ちる

相手がジプシーのイネス(天彩峰里さん)

っていうのはね。


そのガルシア軍曹が良心の呵責に耐えか

ねて、ゾロの命を救うことになります。


風色日向さんが、気弱なガルシア軍曹を

演じていて、中々、好演でした。


その風色日向さんの今後が気になります。


鷹翔千空さんを抜かすのか、それとも、

亜音有星さんに抜かされるのか。


もしかしたら、組替えか?なんてね。


次回は、自宅で配信ですから、ちょっと、

この作品に対する批判みたいなことを書

いてみようか、と思っています。