妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

『フリューゲル』での月組トップコンビの退団は、ないと思う。

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


ある方がブログの記事で、「フリューゲ
ルでの月組トップコンビの卒業発表」と
書かれていますが、それはちょっと、疑
問に思います。


とりあえず、海乃美月さんの方は、よく
分からないので、脇に置くとして、月城
かなとさんの退団時期です。


この記事は、水美舞斗さんが専科から月
組に異動することが前提のようです。


そのこと自体は、私も否定しませんが、
問題は、その時期です。


水美舞斗さんの月組への組替えが「最短
で「応天の門の次の外箱」で、合流が5
月1日で、発表が4月」
と書かれていま
す。


水美舞斗さんの専科異動は、4月28日で
す。
月組への合流が5月1日なら専科へ行かず、
そのまま、月組へ行けばいいでしょう。


「このタイミングが月組としては新体制
を支える2番手として水美舞斗が一番必
要とされる瞬間です。」
と書かれていま
すが、誰かを忘れていないでしょうか?
月組2番手の鳳月杏さんです。


鳳月杏さんが月組の2番手でいる状態で
の水美舞斗さんの月組異動はありえない
でしょう。
月組に正2番手が二人いることになって
しまいます。
そもそも「新体制」とは、何を指すので
しょう。


「でもまだコンサートなどの発表もなく、
月組トップコンビの卒業は「フリューゲ
ルの次」かもしれません。」
←「コンサ
ート」とは、退団前のコンサートのこと
かと思いますが、タイミング的には別箱
公演の時ですが、すでに、『Death
Takes a Holiday』は、主な出演者として、
「月城かなと、海乃美月」となっていま
す。
したがって、このタイミングでのコンサ
ートはありません。


月城かなとさんではなく、鳳月杏さんが
『フリューゲル』で退団することは、考
えられますが、鳳月杏さんの「宝塚スタ
ーカレンダー」の掲載月が11月であるこ
とを考えると、鳳月杏さんの退団の可能
性が『フリューゲル』の次だと思われま
す。


そうすると、トップと2番手の同時退団
は、ないだろうと思いますので、月城か
なとさんの退団は、「フリューゲルの次」
ではないことになります。


「実は私は個人的には雪組の世代交代が
今年の12月に起きることも考えていて」

←本公演の順番は、今、月組→宙組→雪
組ですので、雪組公演は、宙組の次、つ
まり、今年の11月-12月に宝塚大劇場公
演、来年の1月-2月に東京宝塚劇場公演
です。
雪組の世代交代が起きるとしても、来年
の1月-2月の東京宝塚劇場公演以降です。


「もう1つ考えないといけないのは「花
組トップコンビの卒業」です。まさかの
「鴛鴦歌合戦」ではコンサート等の発表
もないことから卒業はないと思っていま
す。ただ東京「うたかた」の初日までそ
の発表の可能性は残っています。」
←可
能性は残っていません。次期トップの永
久輝せあさんが2度目の東上公演主演を
まだ、やっていないからです。
永久輝せあさんの2度目の東上公演主演
(または全国ツアー公演主演)の後に柚
香光さんは退団です。
つまり、柚香光さんの退団は、『鴛鴦歌
合戦』の次の公演以降です。


以上のとおり、人事予想があまりにも杜
撰です。
私も他人の事は言えないので、これを他
山の石として、人事予想は十分に注意し
て、ある程度、根拠を持って書きたいと
思います。


もう一度整理すると、柚香光さんの退団
は、『鴛鴦歌合戦』の次の公演以降、月
城かなとさんの退団は、『フリューゲル』
の次の次の公演以降、彩風咲奈さんの退
団は、来年の1月-2月の東京宝塚劇場公演
以降、です。(念のため書きますが、
「以降」は、その公演も含みます)


で、月城かなとさんがいつ退団するかの
私の予想記事は別の機会に。(ちょっと
難しいので)