今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

ある方がブログの記事で、礼真琴さんが、
いわゆる「トップオブトップ」の候補生
と書かれていて、礼真琴さんは10作近辺
までやると予想しています。

まあ、真風涼帆さんも、2番手、3番手が
下に控えているにも関わらず、9作やっ
て退団するのですから、出来ないことは
ないとは思いますが、そこまでするかな、
とは思います。

以前、私の記事（↓）では礼真琴さんは、
7-8作退団と予想しました。
男役トップの通常任期は、5-6作（↓↓）で
すから、それより、長い任期です。

既に、6作目の演目が『1789－バスティ
ーユの恋人たち－』に決まっていて、少
なくとも最近は、再演物でのトップ退団
はないことから、この作品での礼真琴さ
んの退団は、ないと思います。

ですから、7-8作と予想したのですが、9
作以上はどうでしょうか？

検討の前に、これまでの星組の経緯を見
てみます。（敬称略）
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礼真琴 2009年、宝塚歌劇団に95期生と
して首席入団。星組に配属。
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礼真琴 2019年10月14日付で星組トップ
スターに就任。入団11年目での就任。
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愛月ひかる  2019年11月1日付で専科か
ら星組へ異動。 星組2番手に昇格。
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愛月ひかる 2021年12月26日、宝塚歌劇
団を退団。
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瀬央ゆりあ 2022年4 - 7月、『めぐり会
いは再び next generation-』『Gran Can
tante!!』から星組2番手格。ただし、トッ
プ娘役舞空瞳とのW片羽根で、番手ぼか
し。
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暁千星 2022年5月27日付で月組から星組
へと異動。
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2022年9月、『モンテ・クリスト伯』
『Gran Cantante!!』では、瀬央ゆりあと
暁千星がW片羽根で、引き続き番手ぼか
し。
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2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜
曙光に散る、紫の花〜』『JAGUAR BE
AT-ジャガービート-』でも、瀬央ゆりあ
と暁千星は変形羽根で、引き続き、番手
ぼかし。
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瀬央ゆりあ 2023年3 - 4月、凪七瑠海主
演星組全国ツアー『バレンシアの熱い花』
『パッション・ダムール・アゲイン!』に
出演予定。
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暁千星 2023年3 - 4月、礼真琴主演東上
公演『Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』
に出演予定。
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2023年6 - 8月、星組『1789-バスティー
ユの恋人たち-』上演予定。礼真琴トップ
就任後本公演6作目。
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ざっと、こんな具合でしょうか。

礼真琴さんは、入団11年目でのトップス
ピード就任しています。
スピード就任したトップは、任期が長い
という傾向があります。（↓↓↓）

瀬央ゆりあさんは、愛月ひかるさんが星
組２番手で退団した後は、2番手格に昇格
ですが、未だに、2番手羽根を背負わせて
もらえない状況です。
次の全国ツアー公演も、専科の凪七瑠海
さんに主演を奪われて、2番手扱いです。

一方、暁千星さんは、月組から、昨年、
組替えしてきて、3番手格です。
羽根の上では、瀬央ゆりあさんと同格で、
今度の別箱公演は、トップの礼真琴さん
の東上公演の方に出演で2番手扱いです。

以上から推測されることは、瀬央ゆりあ
さんは、星組トップの可能性はなく、2
番手格で退団、暁千星さんが2番手に昇
格して、次期星組トップ候補でしょう。

そうすると、今後、予想されることは、
礼真琴さんの退団前に、
①瀬央ゆりあさんの退団
②暁千星さんの2度目の東上公演主演
③暁千星さんが星組2番手に昇格
でしょう。

で、暁千星さんが昨年の5月に月組から
異動してきたことを考えると、瀬央ゆり
あさんの退団が近いこと（↓↓↓↓）、そし
て、暁千星さんは、東上公演主演1回、
本公演2番手2公演でトップになる条件が
整うことになります。

それは、いつかというと、来年（2024年）
後半の星組公演。
ここで、礼真琴さんの退団の可能性が出
てきます。
したがって、本公演8作目となります。

なお、私の予想が7-8作となっているの
は、瀬央ゆりあさんの専科異動の可能性
を予想していたからです。この場合は、
礼真琴さんは、7作退団も可能性として
出てきます。
花組の水美舞斗さんに先を越されたので、
同じ95期が二人の専科異動は、難しいで
しょう。

ここで、今の星組体制を見ると、

トップ　礼真琴（95期）
↓
2番手格　瀬央ゆりあ（95期）
↓
3番手格　暁千星（98期）
↓
4番目　極美慎（100期）

です。

礼真琴さんと暁千星さんは、3期違い、
暁千星さんと極美慎さんは、2期違い、
です。

1年に本公演が2作とすると、3期違いは、
6作。2期違いは、4作になります。

そうすると、今の宙組と同じ状態にする
ならともかく、礼真琴さんは、8作退団
で（場合によっては9作）、10作以上の
長期任期は難しい、というのが、私の現
時点での結論です。

なお、この話は、次に続きます。
「トップオブトップ」の話です。