壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

私が選んだ今年上半期のミュージカル作品ベスト3!!(宝塚版)(レヴューを除く)

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


私が独断と偏見で選んだ、宝塚歌劇団の

今年上半期の作品ベスト3(レヴューを

除く)です。


第1位!!!!!

星組公演『阿修羅城の瞳』

※やっぱり、何と言っても、礼真琴さん

 の退団公演であるこの作品でしょう。

 宝塚オリジナルでないっていうのが残

 念ですが、ストーリーも出演者のお芝

 居も歌も、他の作品からは抜群でした。

 最大の難点は、チケット難であったと

 いうことです。

 なお、東京宝塚劇場公演は、下期です

 が、作品数が偏るので、上期の方にし

 ました。


第2位!!!!

宙組公演『Razzle Dazzle』

※これも芹香斗亜さんの退団公演の作品

 です。

 コメディですが、ちょっとお洒落で、

 素敵な作品になっていました。

 演出は、田渕大輔氏です。


第3位!!!

月組公演『花の業平』

※かなり悩みましたが、再演物からこの

 作品を選ぶことにしました。

 鳳月杏さんの業平が素敵だったので。

 作/柴田侑宏氏、演出/大野拓史氏で

 す。


※バウホール公演2作品、東上公演作品

 をどうするかかなり悩みましたが、ベ

 スト5になりそうなので止めました。

ガルシア軍曹がデブじゃない??宙組東急シアターオーブ公演『ZORRO THE MUSICAL』ー3回目観劇

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、「宝塚友の会」で当選したチケ

ットで、宙組公演『ZORRO THE MUSI

CAL』を観に、東急シアターオーブまで

遠征してきました。


これで、何と3回目の観劇です。

(それだけ、チケットが取りやすかった?)


今回は、さすがに2階席ではなく、1階席

14列目になり、大分、舞台が近くなりま

した。


さて、前回↓の続きです。



私が子供の頃見たテレビドラマ『怪傑ゾ

ロ』では、かなり太った役者さんがガル

シア軍曹役をやっていました。


そのガルシア軍曹の太ったお腹に、ゾロ

が「Z」のマークを剣で残していく、と

いうのがお約束であったように記憶して

います。


そして、V6の坂本昌行さんが主役を務め

た『ゾロ ザ・ミュージカル』では、芋

洗坂係長がガルシア軍曹役でした、


私の頭の中では、ガルシア軍曹はデブだ

というイメージが出来上がっていました。


ところが、今回の宙組公演では、ガルシ

ア軍曹が、いきなり、スマートになって

しまいました。


えっ!!誰がガルシア軍曹??と思って

いたら、何と、風色日向さんでした。


さて、ガルシア軍曹は、軍人ですから、

市長であるラモンの部下になります。


ガルシア軍曹にとっては、上司である市

長のラモンの命令は絶対であって、民衆

との板挟みになってしまいます。


軍隊は、そもそも、本業は戦争をするこ

とです。


その軍隊で、部下が上官の命令に従わな

ければ、生死にかかわることになります。


そこが、軍隊と民間との大きな違いです。


ところが、その軍隊と同じような上下関

係を持ち込んでしまったのが「宝塚歌劇

団」でしょう。


ガルシア軍曹がラモンの命令に苦悩する

姿を見ていて、しかも、それが宙組公演

だと思うと、何か皮肉としか思われませ

んでした。


さらに、そのガルシア軍曹が恋に落ちる

相手がジプシーのイネス(天彩峰里さん)

っていうのはね。


そのガルシア軍曹が良心の呵責に耐えか

ねて、ゾロの命を救うことになります。


風色日向さんが、気弱なガルシア軍曹を

演じていて、中々、好演でした。


その風色日向さんの今後が気になります。


鷹翔千空さんを抜かすのか、それとも、

亜音有星さんに抜かされるのか。


もしかしたら、組替えか?なんてね。


次回は、自宅で配信ですから、ちょっと、

この作品に対する批判みたいなことを書

いてみようか、と思っています。

トランプ発言の「広島・長崎原爆投下は、戦争を終結させた」のか?(シニア雑記)

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


6月27日付の中日新聞社説によると、ア

メリカ合衆国大統領のトランプ氏は、

米軍によるイランの核施設攻撃について、

「あの攻撃が(イスラエルとイラン」の

戦争を終結させた。広島や長崎の例は使

いたくないが、戦争を終わらせた点で本

質的に同じことだ」と述べたそうです。


この件に関して、中日新聞の社説は、

「国際法に反する軍事攻撃を正当化する

ため、比較対象として非人道的行為を安

易に持ち出す態度は、今なお苦しみを背

負い、核兵器廃絶を願う被爆者を傷つけ

る暴言である。唯一の戦争被爆国である

日本政府は断固抗議しなければならない

と主張しています。


全国紙である中日新聞の社説としては、

余りにお粗末と言わざるを得ません。


先の戦争(太平洋戦争)で、アメリカの

真珠湾を攻撃して、戦争を始めたのは、

日本であり、アメリカの攻撃を受け、広

島・長崎に原爆を投下されて、ようやく、

戦争の継続を断念したのも日本です。


日本がもっと早く、降伏していれば、広

島・長崎の惨禍も防げたはずです。


今、トランプ氏に対して、中日新聞の社

説の言うように、トランプ氏に抗議して

もトランプ氏の反発を招くだけです。


日本にとって、何のメリットもないでし

ょう。


なお、日本が戦争に降伏した理由につい

て、ウィキペディアには、次のとおり書

かれています。

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8月6日に広島市への原子爆弾投下、8月9

日未明に日ソ中立条約を結んでいたソ連

が突然条約を破棄し対日参戦、同日午前

11時に長崎市への原子爆弾投下と、絶望

的状況に陥った。原爆とソ連参戦のどち

らが決め手だったのか、原爆投下にソ連

への牽制目的があったのかなどは論争に

なっており、結論が出ていないが、戦後

日本ではマルクス主義史学の影響力が強

かったこともありソ連参戦説が主流とさ

れる。いずれにせよ、日本にはポツダム

宣言の受諾による降伏を決断した。

==================

結局、どちらか分からない、ということ

です。


そうであれば、林官房長官の「一般的に

歴史的な事象に関する評価は専門家によ

り議論されるべきだ」という発言が、最

も妥当ではないか、と思われます。

月組は、礼華はるさんをどうするんだろう?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今の所、月組の男役スターは、次のとお

りです。

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鳳月杏(トップ・92期)

風間柚乃(2番手・100期)

礼華はる(3番手・101期)

彩海せら(4番手・102期)

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ところが、次の月組宝塚大劇場・東京宝

塚劇場公演『GUYS AND DOLLS』での

配役は、礼華はるさんがナイスリー役、

彩海せらさんは、彩みちるさんとWキャ

ストですが、ミス・アデレイド役です。


前回の星組公演では、ミス・アデレイド

は、星組トップの礼真琴さんが演じた役

です。(ナイスリー役は、当時専科の美

城れんさん)


どうも、礼華はるさんと彩海せらさんの

順位が逆転したとしか思われません。


ただ、今のままだと、月組は

==================

風間柚乃(トップ)

礼華はる(2番手)

彩海せら(3番手)

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となり、何ともイマイチな感じがするの

は、私だけでしょうか?


かといって、礼華はるさんを組替えする

としても、どこの組も、ライバルが存在

します。


トップにしないというのは、惜しいよう

な気もしますが。


一体、どうするつもりなんでしょうね、

月組は。

桜木ゾロが格好いい!!宙組東急シアターオーブ公演『ZORRO THE MUSICAL』ー2回目観劇

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、名古屋だけ雨が降るという中、

再び、東急シアターオーブまで、宙組公

演『ZORRO THE MUSICAL』を観劇に

行ってきました。


今回は、2階席の2列目という、前回の2

階席11列目より、ちょっと、前進しまし

た。


今回のチケットは、阪急交通社でGETし

ました。(前回は、三菱UFJニコスチケ

ット)


どうも、雪組さんがご観劇のようでした

が、2階席なので顔が分からない。


作品に戻ります。


冒頭、階段の中央にスポットライトを浴

びた黒ずくめの衣装に黒マントの男。


「ゾロ」登場!!です。


階段が赤く染まり、横から横に細長い赤

い板が出て来て、「ゾロ」の象徴である

「Z」の文字を赤で作ります。


なんとも格好いい、「ゾロ」登場です。


スペイン留学中、幼馴染のルイサ(春乃

さくらさん)から、父親のアレハンドロ

(松風輝さん)が亡くなったこと、そし

て、その父の後を継いで市長になった兄

のラモン(瑠風輝さん)が苛政を敷いて

いることを知ったディエゴ(桜木みなと

さん)は、故郷へ戻り、日常は腑抜けで

兄を慕う弟ディエゴを演じながら、民衆

の危機には、覆面の男としてラモンの手

下の兵士と闘い、民衆を救います。


という、まさしく、覆面のヒーローの

「ゾロ」が桜木みなとさんに似合ってい

て、何とも格好いいです。(2回目だ)


兵士たちと闘って、見事な剣捌きを見せ

る場面も、何回も、出てきます。


特に、最後の、自分の正体を明かして、

兄のラモンと一騎打ちをする場面は、迫

力がありました。


桜木みなとさんが、最初にソロで歌う曲

「希望(HOPE)」という曲がとても素

敵で、その後、劇中で何回も歌われます。


やはり、トップになると輝きが違うな、

と思わせられました。


前トップの芹香斗亜さんから引き続き、

トップ娘役となる春乃さくらさんとの相

性も良さそうです。


その春乃さくらさん、やはり、歌が上手

いです。


今回は、(多分)裕福な家庭に育ちなが

ら、ラモンに虐げられている民衆のため

に、ディエゴに助けを求めて、遥々とス

ペインまで行くという、芯の強い、行動

力ある、ただ、やや無茶をするというル

イサを演じて好演です。


そして、今回、敵役のラモンを演じてい

る瑠風輝さん。


父親の後を継いで市長になるのは、自分

だと思い込み、弟のディエゴが後継ぎと

してスペインに留学になると知って、父

親を恨み、遂には、父親を殺してしまう

(?)というラモンを演じて、瑠風さん

見事です。


2番手、3番手の人が敵役を演じることが

多いですが、結構、敵役って難しくて、

どうにも敵役に見えないってことが多い

ですが、瑠風さんの演技が上手いのだと

思います。


何で、市長が軍服姿なのか、よく分かり

ませんが、軍服姿が瑠風さんによく似合

っています。


残念ながら、星組へ組替えになってしま

いますが、星組でも活躍する姿が見れる

のでしょう。


明日も、観劇に行く予定なので、続きは

次回に。