妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

花組東京宝塚劇場公演大千秋楽~柚香光さんと退団者3名のトーク編

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


前回、退団者3名の挨拶だけ記事にして、
柚香光さんと退団者3名とのトークの場
面を省いてしまったので、今回はその部
分を補います。(以下、敬称略)
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(幕が上がって)
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(柚香光)
ありがとうございます。
それでは、卒業生の皆様とお話をして参
りたいと思います。
それでは、まず、うらら。
(春妃うらら)
はい。
(柚香光)
もう、うららというお名前の通り、日溜
まりの中に輝くようなうららかな人、と
いう言葉が浮かんでしまうくらい花娘を
代言されている、そんな素敵なお方でご
ざいますが。
(春妃うらら)
はい。
(柚香光)
うららさん。可愛いね、今日は。
(春妃うらら)
いえ。この公演中、柚香さんと二人で、
お化粧台、隣でさせて頂いたんですけど、
緑がね、沢山、植物をね、沢山、私と柚
香さんの間に、空いている所に。
(柚香光)
お化粧台のスペースに植物を置いて森み
たいになっている、私とうららの間が。
(春妃うらら)
勝手に植物園の園長さんと従業員として、
毎日、そのお世話をするところから一日
を始めておりました。
(柚香光)
すみません。一杯一杯こんな置いてね、
毎日。
(春妃うらら)
物凄く、心癒されました。緑っていいな
って。
(柚香光)
いいよねー。分かります。
うららがその緑越しに見えるこの絶景を
私だけが知っているという。
(春妃うらら)
はい。
(柚香光)
ありがとうございました。
(春妃うらら)
ありがとうございました。
(柚香光)
皆様には何か。
(春妃うらら)
本日まで本当に見守ってくださいまして
ありがとうございました。
本当にここでしか抱くことのできない感
情が私の中でとっても大切なものとなり
ました。
これからも、この思いを胸に生きて参り
ます。
本当にありがとうございました。
(礼)(拍手)


(柚香光)
しぃちゃん。
(和海しょう)
あはは。
(柚香光)
えー、和海しょうさん。宝塚大劇場の時
にね。恐れ多くも、しぃちゃんと呼ぶこ
とをデビューさせて頂きまして、東京で
はね、時々、思い出したようにしぃちゃ
んって言い始めるという。
(和海しょう)
かず……、しぃちゃんと言われている。
(柚香光)
和海さんと言おうとしているんですけど
ね。長年の癖がね。
でも、いつも温かく、本当に。
私、かず……。しぃちゃんの歌声で踊ら
せて頂く場面という機会が沢山あったの
ですけど、それが本当に大好きでして、
私の中でも大事な和海さんとの場面が沢
山ありますので。しぃちゃんとの場面が
沢山ありますので、もうね、男役として
そういった場面に出会えないというのが、
本当に寂しくございますが、本当にあり
がとうございました。
(和海しょう)
こちらこそ、ありがとうございました。
いろいろ、思い返せば光との思い出も沢
山ございますが。
こんな小ちゃい時から知り合いなので、
あのー、ほんとなんでしょう。
光のトップスターの、本当に花組に居れ
たことを凄く嬉しく思いますし、今まで
私が研1で初めて花組に入った時が真飛
ゆうさん、蘭寿とむさん、明日海りおさ
んで、柚香光。沢山のトップさんのもと
で、組子としていさせていただいたんで
すが、初めて、自分より下の学年で、そ
して、近い学年の方がトップスターとな
った時に、やはり、近くにいるからこそ
気付くことだったり、近くにいないと分
からないトップスターさんの凄く大変な
部分だったり、いろいろと、目の当たり
にして、本当に光って強いなと思って、
小さい時時から知っているので、なんか、
凄く誇らしく思いながらも、光のもとで
居ることができました。
そして、お客様からは見えないんですけ
ど、オケボックスの中に「祝 大千秋楽
ありがとう」という団幕を付けて下さっ
てるんです。
本当に、公演中に気付いた時は、凄く嬉
しくて、やっぱり、オーケストラボック
スの上に、張られてオーケストラボック
スが見えない状況での公演も何作もして
いたこととか、色んなことを思い出して、
でも、全てが意味があると私は思うので、
そんな色んな経験をさせて頂けた宝塚、
ほんとに大好きな宝塚で、和海しょうと
して居れたこと、本当に誇りに思います。
ありがとうございました。
(礼)(拍手)


それでは、キョンさん。我らが副組長様
でございますが。
本当にキョンさんはいつも私、キョンさ
んのお顔を思い浮かべると、まず、キョ
ンさんの笑顔が浮かぶぐらい、いつもニ
コニコとして、私たちを包み込んで下さ
って、本当にありがとうございます。
皆、キョンさんのお優しさ、温かさ、穏
やかさに、本当に何度救っていただいた
か分からないと思います。ありがとうご
ざいます。
(航琉ひびき)
そんなことは全然ないんですけど、でも、
その花組生でいるという上で、心がけて
いたことが、やっぱり、上級生の方でも
凄く明るく挨拶をしてくださる、返して
くださる方に私も下級生の頃、本当に救
われていたなっていう、こっちは色んな
わーとなって、お早うございますって時
に、お早うって挨拶を返してくださる方
に、その一言の挨拶だけなんですけども、
凄くその温かさに救われたことが何度も
あったので、自分も少しでも、そういう
存在であれたらいいなと思って、日々を
過ごしておりました。
なので、私というか、今まで、光もやっ
ぱり凄く、ね、運動量も多いし、私の10
倍くらい動いていると思うんですけど、
やっぱり、それでも目が合うとお早うご
ざいますと言ってくれたりとか、それが
凄く嬉しかったので、私は。
なので、私というか、柚香さんのお陰で
す。
なんか、何を言ってるかよく分からなく
なってしまったけれど。
そうですね。今までのすべてのことを糧
にしてやってこれたらいいなと、思って
きたので、それが少しでも伝わっていた
のなら嬉しいなと思います。
(柚香光)
皆様になにか。
(航琉ひびき)
そうですね。
私は、東京出身なので、やっぱり、この
東京宝塚劇場っていうのは、自分がファ
ンの頃、あちらの2階の方とかで、チケ
ットを握りしめて観ていたりとか、沢山、
思い出のある劇場でしたので、今日1日
は、タカラジェンヌとして過ごした時間
もですけれども、宝塚に憧れていた日々
とか、何か、夢が叶ったんだなって1日
思いながら、過ごしておりました。
そして、沢山の温かい拍手。「ジュテー
ム」の時に、こんなに拍手を頂けるなん
て、本当に、驚いて、そして、先生も一
緒に拍手して頂きまして、本当にこんな
に愛と温かさに溢れた場所は、ないなと
心から思いました。
宝塚に、そして花組に在籍できたことが
私の人生の宝物だと思っておりますし、
今日頂いたお気持ちは、きっと生涯忘れ
ないだろうなと思っております。
本当にありがとうございました。
(礼)(拍手)
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以上です。


※和海しょうさんの話の中で「真飛聖」
 さんを「真飛ゆう」と書いていますが、
 間違いではありませんので、念のため。
 和海さんの中で、真飛さんの愛称が混
 じったのだと思います。