妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

月組宝塚大劇場公演を観劇してきました(2回目観劇)

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、月組宝塚大劇場阪急交通社貸切
公演を観劇に、宝塚まで遠征してきまし
た。


東海地方で大雨が降るという天気予報で
したので、雨に弱い東海道新幹線が無事
に走るか、心配だったのですが、遅れる
こともなく、無事、定刻通りに新大阪に
到着しました。


ギリギリの弁当付きプランが当選したの
ですが、休憩中は、ロビーのソファは、
いつも満席だし、客席で食べるのも何と
なく嫌だし、と考えていましたが、開場
から開演までの間なら、ロビーのソファ
も空いていますので、その間に食べるこ
とにしました。


その弁当がコレ↓です。



結構、美味しかったですが、女の人には、
丁度いい量かもしれませんが、男の人に
は、ちょっと少ないかも。


今回の席は、弁当付きプランですので、
20列目の左手通路脇。


もしかしたら、と思ったら、ショーの客
席降りで、ジェンヌさん5人とタッチでき、
さらに、指先で私の肩をトントンと叩く
ので、振り返ると、娘役さんと両手でタ
ッチでしました!!(振付の一部です)


いつも、置いてけぼりの客席降りでした
が、例え、下級生でも、今回は、タッチ
出来て、幸せ一杯です。


ただ、名前が分からないのは、相変わら
ずで、スミマセン。


さて、お芝居の方の『Eternal Voice 消え
残る想い』ですが、2回目を観ていて思
ったのは、この作品の設定が、観客から
見て、「他人事」(要するに何だかよく
分かんない)だからではないか、という
ことです。


設定は、ヴィクトリア女王統治下のイギ
リスですが、余り、馴染みのある時代と
国ではありません。


スコットランド女王で、エリザベス一世
によって処刑されたメアリー・スチュア
ートの生涯もあまりよく知りません。


メアリー・スチュアートの首飾りではな
くて、マリー・アントワネットの首飾り
だったら、もう少し、違ったかも知れま
せんが……。


プロテスタントvs.カトリックも、殆どが
キリスト教徒でない日本人には、ピンと
きません。ましてや、バチカンとなると
何のことやら。


王室不要論もイギリス王室がどうなって
もいい人には興味のないことです。


超常現象も、一時期、ブームになりまし
たが、最近は、視聴率が取れないのか、
たまに取り上げられるくらいです。


主人公とヒロインは、昔に亡くなった人
の消え残る想いを感じ取ることができる
という点で結びつくだけで、禁断の恋に
よって結びつくとか、結びつかないとか
という訳ではありません。


つまり、この作品には、宝塚ファンが燃
える、または、萌える要素がほぼ皆無な
のです。


さすがに、駄作とは言いませんが、宝塚
作品としては、凡作だと言えるでしょう。


まあ、月城かなとさんと海乃美月さんの
退団作ですから、余り、冒険をするよう
なことは、止めたのと、なんとなく、演
出の正塚晴彦氏の趣味をぶち込みました
という気がします。


ショーの方は、いかにも、月組らしい、
大人のショーになっていました。


いろいろと、言われた月組トップコンビ
ですが、やはり、この二人で良かったな
と、つくづく思います。


月組トップとしての月城かなとさんを生
で観劇するのは、今回で最後になりまし
た。


その美貌をしっかりと目に焼き付けまし
た。