今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

星組公演『RRR × TAKA"R"AZUKA～√B
heem～』『VIOLETOPIA』の東京宝塚劇
場公演の千秋楽後の4月7日、星組トップ
娘役の舞空瞳さんが、2024年12月1日の
東京宝塚劇場公演『記憶にございません
！』『Tiara Azul －Destino－』の千秋楽
をもって退団することが発表されました。

その前の星組別箱公演の発表の時に、舞
空瞳さんのミュージックサロン『Dream
in a Dream ～永遠の夢の中に～』の発表
があって、舞空瞳さんの退団フラグでは
ないか、と予想されていた方が多かった
のですが、その予想が的中した感じです。

ところで、この舞空瞳さんのミュージッ
クサロンに、私は、僅かな違和感を感じ
ています。

私は、宝塚歴10年程度ですし、宝塚にあ
る程度、詳しくなったのも、ごく最近の
ことです。

ですから、以前はどうであったか、とい
うことは分かりませんし、余り、以前の
ことを調べても意味がないと思っていま
す。

違和感の一つは、舞空瞳さんのミュージ
ックサロンの発表が先で、舞空瞳さんの
退団発表が後だった、ということです。

もう一つは、ミュージックサロンが、舞
空瞳さんの退団公演の宝塚大劇場公演と
東京宝塚劇場公演との間に開催されない、
ということです。（2回やるなら別です
が……。）

普通は、同時退団でも単独退団でも、退
団発表があってから、ミュージックサロ
ンの発表があるものと思っていました。

また、ディナーショーでもミュージック
サロンでも、宝塚劇場公演と東京宝塚劇
場公演の間に開催されるものと思ってい
ました。

今度の花組トップ娘役の星風まどかさん
は、そのパターンだと思います。

柚香光さんと星風まどかさんの退団会見
は、2023年8月16日。

柚香光さんのディナーショーと星風まど
かさんのミュージックサロンが発表され
たのは、2024年1月31日です。

そして、星風まどかさんのミュージック
サロンが開催されたのは、3月29日から
4月4日にかけての4日間。

退団公演の『アルカンシェル』の宝塚大
劇場公演の千秋楽は、3月24日で、東京
宝塚劇場公演の初日は、4月14日でした。

やはり、宝塚大劇場公演と東京宝塚劇場
公演の間にやっています。

そして、ミュージックサロンのタイトル
は、『星ノ円居夜（ほしのまどいよ）』。

いかにも、退団前のミュージックサロン
らしいタイトルです。

これが、一般的なパターンだろうと思い
ます。

少し、前に遡りましょう。

元雪組トップ娘役朝月希和さんのケース
です。

ミュージック・サロン『La Lumière〜朝
の月のように〜』が開催されたのは、
2022年11月。退団公演の『蒼穹の昴』の
公演期間は、2022年10 - 12月です。

つまり、退団公演の期間中にミュージッ
クサロンを開催していることになります。

これも、タイトルが退団前のミュージッ
クサロンらしいタイトルです。

また、元花組トップ娘役の華優希さんは、
2021年5月、華優希スペシャルライブ
『華詩集』を開催しています。

華優希さんの退団公演『アウグストゥス
-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』の公演期
間は、2021年4 - 7月です。

最後に、もう一人、元花組トップ娘役の
仙名彩世さんです。

2019年3月に仙名彩世ミュージック・サ
ロン『Sen-se』を開催しています。

そして、2019年2 - 4月に、仙名彩世さん
の退団公演『CASANOVA』が上演されて
います。

以上からすると、やはり、舞空瞳さんの
ミュージックサロン『Dream in a Dream
～永遠の夢の中に～』には、少し、違和
感があります。

タイトルにも、「舞」も「空」も「瞳」
も入っていません。

特に、違和感があるのは、ミュージック
サロン上演のタイミングです。

5月7日から5月17日にかけて、第一ホテ
ル東京と宝塚ホテルで4日間開催されま
す。

そして、星組別箱公演の『BIG FISH』の
初日は、5月30日。

上の星風まどかさんのスケジュールと比
べてみてください。

なんか、ミュージックサロンをやっても、
『BIG FISH』に出演できそうな気がしま
せんか？

そもそも、退団公演の宝塚大劇場千秋楽
と東京宝塚劇場初日との間にもミュージ
ックサロンをやるだけの十分な期間があ
ります。

どうしても、舞空瞳さんを『BIG FISH』
に出演させたくない、そんな劇団側の思
惑が透けて見えそうな気がして仕方がな
いのですが……。

今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

舞台版『となりのトトロ』ロンドン公演
が、無期限ロングラン上演されることが
24日、発表されたとのことです。

作曲家の久石譲さんが発案し、日本テレ
ビとイギリスのロイヤル・シェイクスピ
ア・カンパニーが共同製作した作品だと
のことですが、確か、NHKの久石譲さん
についての番組でもこのことに触れてい
たと思います。

ただ、ロンドンで無期限ロングランとな
ると、同じものは、日本では、当分、上
演できないことになりそうです。

日本で制作されたアニメの舞台版が日本
で上演されないっていうのは、どうかと
思いますが、久石譲さん側の事情がある
のでしょうか？

なお、舞台映像を見ると、子役だと思う
のですが、サツキとメイ役に違和感あり
過ぎで……。

『千と千尋の神隠し』もいいですが、舞
台版『となりのトトロ』も観たいと思い
ませんか？

今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

昨日は、宝塚OGの明日海りおさんと朝
月希和さんが出演するミュージカル『王
様と私』を観劇に、東京日生劇場まで、
遠征してきました。

東京宝塚劇場の前を通りかかると、こん
な看板が出ていました。

なんなんだろうね。「全国賃貸管理ビジ
ネス協会」って？

こんな貸切公演を入れているから、友の
会の抽選が当たらないような気がします
が……。

さて、とりあえず、公演プログラムから
ストーリーです。
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　1860年代のシャム（現タイ）。イギリ
ス人将校の未亡人アンナ（明日海りお）
が、はるばる王都バンコクに到着する。
植民地化を図る欧米列強が迫る中、王様
（北村一輝）は、国の将来を背負う子供
たちに西洋式の教育を受けさせるために、
アンナを家庭教師として雇ったのだった。
オルトン船長（今拓哉）に見送られ、宮
廷からきたクララホム首相（小西遼生）
にバンコク式の出迎えを受けたアンナは、
異国の地に赴く難しさを痛感する。隣国
から王に献上された踊り子のタプティム
（朝月希和）とその恋人ルンタ（竹内將
人）、チャン王妃（木村花代）のように
服従を強いられる姿は、自立したアンナ
にとっては相いれないものだった。
　国王と家庭教師。人一倍頑固で誇り高
い二人は、当初はことあるごとに対立を
していたが、互いに聡明さや誠実な心を
知り、国籍や身分、性別を超えて、人と
しての信頼を深めてゆく。
　ある日、イギリスからの特使としてラ
ムゼイ卿（中河内雅貴）がバンコクにや
ってくるとの急報がもたらされる。対策
を講じる王に対してアンナは歓待の宴を
開催するように提案する。王の威信をか
けた宴の準備が始まりー。
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幕が上がると、船に舳先にすっくと立つ
明日海りおさんの姿。もう、この場面か
ら明日海りおさんさんの圧倒的な存在感
に感動してしまう私は、やはり、明日海
中毒症でしょうか？

さて、私がこの『王様と私』という作品
を初めて観たのは、やはり、デボラ・カ
ーとユル・ブリンナーが主演した映画で
した。

多分、レンタルビデオ店でビデオテープ
を借りて、観たのだろうと思います。

ユル・ブリンナーの精悍な禿げ頭の王様
が強烈なインパクトだったのと、あの名
場面の「Shall We Dance?」が印象的で
した。

ただ、気になったのは、いかにも、欧米
優れていて、文明的にも遅れている東洋
を見下したかのような内容であったこと
です。

アメリカ人が制作して、アメリカ人が観
客であることを想定して上演された1951
年の作品であった事を考えると、まあ、
そうなるだろうね、としか言い様がない
です。

ハリウッド映画も同じですしね。

ただ、今回の作品は、現代の観客の鑑賞
にも耐えれるようなかなりのアレンジが
加えられ、結果として、現代にも通用す
る見応えのある作品になっていました。

演出家の小林香氏の演出力の賜物といっ
ていいでしょう。

さて、その次に私が観たのはロンドン版
の『王様と私』でした。王様＝渡辺謙、
アンナ＝ケリー・オハラの公演を東急シ
アターオーブで上演したのを観劇しまし
た。

セリフは、全部英語で、字幕がついてい
ました、

ケリー・オハラさんの歌の素晴らしさに
感動したことと、アンクルトムの芝居の
場面が印象的でした。

さて、前置きが長くなりましたが、今回
の作品の感想です。

まず、衣裳が豪華で華やかです。衣裳は、
宝塚歌劇団の有村淳氏です。

セットも奥行きのあるセットで、なんと、
銀橋がありました。

今回、席が劇場のど真ん中でしたので、
非常に見やすかったです。

次に、出演者の一部感想です。

ミュージカルは初めてという北村一輝氏
ですが、なかなかどうして、歌も素晴ら
しいし、明日海さんとのダンスも堂々た
るものです。

頑固で威厳を保とうとする王様を表現す
る反面、少し、お茶目な所も見せる王様
の演技にはさすがです。

元宝塚雪組トップ娘役の朝月希和さんが
演じるのは、ビルマからの貢ぎ物として、
シャムに贈られてくる踊り子のタプティ
ムです。

禁じられた愛を貫きながらも、どこかは
かなげで、しかし、芯の強さを持ったタ
プティムを演じて好演です。歌も素晴ら
しいと思いました。

さて、最後は、この人、明日海りおさん。

歌が上手くなった？

なんか、ちょっと今までと違うような。

歌声が聴きやすくなったというか。

最近、テレビでの出演が増えて来て、フ
ァンとしては、嬉しい限りですが、こう
やって舞台を観ると、やっぱり、この人
は舞台の人だな、と。

舞台に立つと、やはり、華があり、存在
感があります。

王様とダンスを踊る場面は、やはり、最
高に素敵ですが、王様と言い合う場面、
王様の子供たちに囲まれて、楽しそうに
語り合う場面。それぞれの場面で、その
存在が輝き、絵になります。

また、衣裳の有村淳氏が明日海さんに似
合う衣裳がよく分かっていて、どの衣裳
も素敵です。

こんな素晴らしい作品に出会えたこと、
そして、それに明日海さんがその作品に
主演として出ていること、幸せを沢山も
らった思いがします。

今日は、壽々（じゅじゅ）です。

激戦を考えて、S席とA席を1公演ずつ、
2公演申し込んだのですが、どちらも、
ダメでした。

地元愛知公演なんで、交通費がかからな
いのですが……。

さずがに、ガックリです。

後は、どこかでチケットを売っていない
か、探すだけですね。

今晩は、壽々（じゅじゅ）です。

今日の宝塚のHPで宙組公演『Le Grand 
Escalier』の＜出演者決定＞というニュ
ースが出ていたのですが、亜音有星さん
復帰はともかく、亡くなった劇団生にパ
ワハラをしたとされる上級生の名前も当
然、出ていました。（退団したわけでは
ないですから）

ただ、そのニュースに関して書かれた記
事に付いていたコメントを読むと、どう
も勘違いをしている方が多いように見受
けましたので、もう一度、確認しておき
たいと思います。

まず、3月28日の記者会見で、遺族側代
理人が遺族への謝罪に関して言及した内
容はこうです。
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　宙組の幹部上級生4人、上級生3人、劇
団プロデューサー2人、演出担当者1人の、
少なくとも10人がパワハラに関与してい
たが、幹部を含む上級生3人、劇団スタッ
フ3人の6人が文書で謝罪した。あと1人が
謝罪する意向だが、残りの3人はいじめ、
パワハラを認めておらず、謝罪を拒否し
ている。

そして、謝罪を拒否した3人の内訳は、
幹部上級生2人と上級生1人。
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これを、現役生だけで考えると、数が合
いません。

したがって、退団者も含まれているもの
と思われます。

退団者も含めると、パワハラ加害者の内
訳は、これまでのメディアの情報による
と、こうなります。
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宙組幹部上級生4人
　退団者2人
　現役生2人
宙組上級生3人
　退団者1人または0人
　現役生2人または3人
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そうすると、謝罪を拒否した3人は、すで
に宝塚歌劇団とは直接の関係がなくなっ
た退団者3人であるとも考えられます。

また、退団者と現役生が混ざっているこ
とも考えられます。

宝塚歌劇団も遺族側代理人も黙して語ら
ない以上、真相は分かりません。

ですから、特に、現役生の方を勝手に謝
罪もしていないと決めつけて、責める事
だけは、止めて欲しいと思います。