妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

頑なにパワハラを認めず、謝罪もしない上級生の心情ーNEWSポストセブン

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


よくもまあ、次から次へと記事が出て来
るものだと呆れてしまいますが、おそら
く、そのうちに、こんなことは、忘れ去
られてしまうのだろうと思いますね。


今回は、女性セブンの記事です。
==================
【宝塚パワハラ騒動】和解発表も劇団側
と遺族との間には“認識の乖離” 頑なに
パワハラを認めず、謝罪もしない上級生
の心情


(前半省略)
「悪意をもった行為ではない」


 和解に際しては、〇〇さんへのパワハ
ラの当事者とされる10人のうち6人から、
遺族側に謝罪の手紙が送られたという。


「遺族側の代理人である弁護士は会見を
開き、この日には間に合わなかったが、
手紙での謝罪の意思を示している上級生
がもう1人いると明かしました。


 これはパワハラの当事者7人が謝罪した
ともとれるが、裏を返せば3人は手紙での
謝罪を拒否したとも言えます」(別の社
会部記者)


 実際、宙組の上級生の中には、最後ま
で自身の言動は“指導”であり、断じてパ
ワハラではないと主張する者もいた。


「謝罪を拒否した3人の内訳は、幹部上級
生2人と上級生1人というところまでは会
見で明かされました。


 3人の中には生前の〇〇さんを『マイ
ンドが足りない』『下級生の失敗は、す
べてあんたのせいや』と激しく叱責して
いた幹部らが含まれるというのが、もっ
ぱらの評判です」(前出・別の社会部記
者)


 一方で、パワハラを頑なに認めない上
級生たちの心情を解説するのは、ある宝
塚歌劇団のOGだ。


「長い伝統を誇る宝塚には厳しい上下関
係が存在しますが、組ごとに雰囲気は違
う。〇〇さんが所属していた宙組が、下
級生に対し必要以上に厳しく指導するよ
うになったのは、実はここ5~6年のこと
なんです。


 宙組の気質が変化した背景には、ある
OGの存在があります。彼女は人気と実力
を兼ね揃えたスターでしたが、音楽学校
時代から下級生への当たりが厳しいこと
で知られていました」


 そんな先輩のもとで鍛えられてきたの
が、現在の宙組幹部たちだ。


「彼女たちからしてみれば、自分たちも
経験してきた“当然の指導”が、〇〇さん
の死をきっかけにパワハラと認定された。
これまで指導だと信じてきたことをパワ
ハラだと受け入れるのは、自らの努力や
経験を否定することにもつながり、耐え
がたいものがあるのでしょう。それゆえ
に、最後までパワハラを否定し、『私は
謝らない』と遺族への謝罪も拒否してい
るのです」(前出・宝塚OG)


 組織として〇〇さんへのパワハラを認
めた劇団だが、個人の処分はしない方針
だ。


「この点について、遺族側の弁護士は
『個々のパワハラ行為の責任を減ずる側
面もある』と語り、強い懸念を示してい
ました。


 一方で、阪急阪神ホールディングスの
社長は会見で『悪意をもった行為ではな
いが、いまの世の中ではパワハラにあた
る』という趣旨の話をするなど、和解し
ても両者のパワハラに対する認識にはい
まだ乖離があることがうかがえました」
(前出・社会部記者)


(以下、略)
==================
何が「指導」で何が「パワハラ」かくら
いは、分かりそうなものだと思うんです
けどね。


結局、上からやられたパワハラを、下に
もやった、ということだと思いますが…。


「謝罪しない」という人が処分されずに
残っているというのは、問題だと思いま
す。