妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

“厳しい指導”は宝塚音楽学校関係者の指示だった!?ースポニチの記事

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


タイトルに「小山慶一郎も絶句」と書い
てありますが、私も絶句ですね。


スポニチの記事の記事です。
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小山慶一郎も絶句…宝塚元宙組劇団員の
新証言 “厳しい指導”は宝塚音楽学校関
係者の指示だった!?


「NEWS」の小山慶一郎(39)が16日、
MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。
数年前に宝塚歌劇団の宙組に在籍してい
た女性が番組に送ったメールの衝撃内容
に思わず絶句した。


 女性は早くから役をもらっていたとい
う。しかし、ステージに出ていこうとす
ると上級生が「腕の角度が1センチ違う」
などの言いがかりをつけて、何度も舞台
袖で長時間の指導をし、時には上級生た
ちが女性の周囲に円陣を組んでステージ
に出ることを妨げたこともあったという。


 同じステージに立つ人間として、小山
も信じられない様子。「ひとつのお芝居
が成立しなくなっているんですよね。下
級生が早くに役がつくことで嫉妬のよう
なものがあったのか…」と言葉を失った。


 宝塚音楽学校時代には、ささいなこと
で失敗をしても、上級生から「反省が足
りない」とタップシューズを顔面に向か
って投げつけられたことが幾度となくあ
った。謝り続けることで過呼吸となり、
救急車で運ばれた同級生もいた。そのた
め自分が上級生になったときには後輩へ
の厳しい指導をやめようとしたこともあ
るが、音楽学校の上部関係者に「なぜ厳
しい指導をしないのか、伝統が守れない」
などと指導を強制されたという。


 「その時、先輩も強制されて指導して
いたことに気づいた」と女性は述懐した。


 宝塚歌劇団の問題は生徒間だけではな
く、組織的だった可能性もあることにつ
いて、小山も「先輩も後輩も自分の置か
れている環境に気づくことができないの
かも。これでは止められなかっただろう
し、恐ろしいですね」と問題の根深さに
沈痛な表情を浮かべた。
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「厳しい指導」をするのに、「タップシ
ューズを顔面に向かって投げつける」必
要はないと思うんですけどね。


このような事が音楽学校だけでなく、歌
劇団に入団後も続けられているというこ
とでしょう。


上級生から下級生へと「パワハラ」の連
鎖があったということです。


しかも、上級生は、それが「パワハラ」
だという認識がなく、「厳しい指導」だ
と思っている。


それが、上級生になるほど、完全に身に
染みついてしまっているから、「パワハ
ラ」を行っていても、そうだという認識
がない。


だから、「パワハラはなかった」という
結論になってしまうのではないでしょう
か。