妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

宝塚 管理不備頻発①ー中日新聞1面記事

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


なんと、今日の中日新聞の1面と3面に
宝塚歌劇団の労務管理の不備の話が取り
上げられていました。


多分、他の新聞も同様に取り上げている
と思いますが、一応、ご紹介します。


まず、1面です。
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宝塚 管理不備頻発
労基署 是正勧告4回
労災 10年で90人規模


 今年9月に所属する女性俳優(25)が
急死した宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)が
2000年以降、割増賃金の不払いや労務管
理の不備があったとして労働基準監督署
から計4回の是正勧告を受けていたことが、
関係者への取材で分かった。過去10年間
で労働災害が90人規模で発生しているこ
とも判明。働き方改革が社会的な課題と
なる中、親会社の阪急阪神ホールディン
グスは環境改善に向けた対策が急務とな
りそうだ。


 急死した俳優の遺族側弁護士は、上級
生らによるパワハラや長時間労働が原因
で自殺したと主張。西宮労基署(兵庫県
西宮市)は労働実態を把握するため、11
月22日に歌劇団への立ち入り調査を実施。
今月6日にも調査に入り、法令違反がなか
ったかどうか確認している。


 関係者によると歌劇団は21年9月、裁
量労働制ではたらいている一部スタッフ
の実労働時間を適切に把握していなかっ
たほか、演出助手の休日割増賃金の不払
いで是正勧告を受けていた。また13年4
月は時間外労働の支払い、05年10月が
労働条件の通知関連、00年5月に労働時
間で是正勧告を受けた。


 労災はここ数年で急増していることも
分かった。4日以上の休業が必要となった
ケースも過去10年で10人以上あった。歌
劇団によると、俳優が稽古や公演中に捻
挫や転倒による打撲などのけがをした場
合、労災として届け出ているという。公
演の難易度が上がり、俳優の身体的な負
荷が高まっているとの指摘もある。


 歌劇団は共同通信の取材に文書で回答
し、是正勧告については「詳細は回答を
控えるが、労基署の指摘には適切に対応
している」とコメント。労災については
「防止が重要な課題と認識しており、各
種取り組みを行っている」と答えた。
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やはり、海外ミュージカルの上演が増え
たことが原因なのでしょうか。


ファンもそんな作品を好む傾向があるよ
うに思われます。


確かに、特に下級生に怪我による休演が、
最近、多く見られるような気がします。


劇団生が怪我や無理をしてでも、上演さ
れるような作品を、本当にファンは望ん
でいるのでしょうか?


3面の記事に続きます。