妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

身目麗しき月城かなとさん。月組公演レビュー『Grande TAKARAZUKA 110!』観劇感想!!

今日は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日の記事の続きで、今回は、レビュー
の方です。


一昨日の宝塚は、行きも帰りも雨が降っ
ていて、花の道の桜も、まだ、チラホラ
で、紫木蓮のつぼみも、まだ固いまま。


今年は、満開の桜は見れそうにありませ
ん。


さて、今回の月組公演レビューは、やや、
オーソドックスな王道レビューです。


プロローグは、月組カラーの黄色の衣装。


背景に三日月(だったかな?)が浮かび、
月城かなとさんのソロから始まって、次
第に人数が増えていき、最後には、月組
生全員での歌と踊りとなる華やかなプロ
ローグでレビューが始まります。


プロローグの最後は、組長の梨花ますみ
さんが娘役4人を引き連れて銀橋を渡り、
美声を聴かせてくれます。


続く場面は、仮面舞踏会(マスカレード)


とやっていくと、切りがないので、ずっ
と飛ばして、ルナ・ルージュの場面。


フランス語で、「赤い月」ですね。


タイトル通り、真っ赤というより、やや
くすんだ赤の衣装(に見えました)で、
スパニッシュな踊りの素敵な場面です。


この場面の最後の方に客席降りがありま
した。


男役さんが一人後ろの方まで来てくれた
のですが、誰でしょう?


月城かなとさんが「皆さん、ご一緒に!」
と言っていたので、振付でもあるのか、
と思いましたが、そうでもないみたい。


まあ、簡単な振りなので。


その後が、110期初舞台生によるロケット
です。


総勢37人のロケットは、壮観です。


しかも、長い。


手拍子をする場所を間違えそうになるの
で、要注意です。


そして、何といっても、このレビューの
見所は、月城かなとさんが薄い水色の入
った白の平安朝貴族風衣装で踊る場面で
す。


衣装が、身目麗しい月城かなとさんに、
とっても良く似合っていて、とても素敵
なうっとりするような場面です。


他の人は、やや、黒っぽい衣装ですので、
月城かなとさんの白い衣装が、尚更、際
立ちます。


曲は、「荒城の月」で、歌は、麗泉里さ
んです。


幻想的な場面で、最後に、月城かなとさ
んが着替えて、黒の烏帽子を被り、ふわ
りとした長い衣装を引きながら、階段を
昇っていき、最上段で振り替える所で、
暗転します。


演出が見事です。


フィナーレは、やっぱり、これだね、と
いう男役さん達の黒燕尾。


月城かなとさんを中心とする月組男役さ
ん達の黒燕尾は、やはり、素敵で、格好
いいです。


曲は、"Luna Rossa"ですか。


最後は、薄い水色かな?綺麗な衣裳での
月城かなとさんと海乃美月さんのデュエ
ットダンスです。


この二人が月組トップコンビで、本当に
良かったな、と思えた場面でした。


パレードのエトワールは、一乃凜さんで
すね。2度目のエトワールです。


レビューが素敵で、あっという間に時間
が過ぎてしまいました。


次回は、大分、先になりますが、じっく
り観劇したいと思います。


少なくとも、今回の、A席の後ろから2列
目よりは、前の席になると思いますので。


ちょっと、大分、飛ばしちゃいましたが、
とりあえずの感想です。