妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

暁千星さんの組替えで礼真琴さんの長期任期が危うい?

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


暁千星さんが、今年の5月27日付で月組から星組へ組替え
になります。
礼真琴さんの次の星組トップという位置づけになると思
われます。


ところで、暁千星さんの星組への組替えによって、礼真琴
さんのトップ任期が長期ではなくなりそうです。


今までの星組は、2番手の愛月ひかるさんを除くと、番手も
不明確で、トップを狙える強力な男役スターが礼真琴さんの
すぐ下の学年にいなかっただけに、礼真琴さんは長期任期に
なるのでは、と言われてきたのだと思います。


それが暁千星さんの星組への組替えによって事情が変わって
きました。


礼真琴さんは、入団11年目(研11)でのスピードトップ就任
(前任者の紅ゆずるさんが本公演5作で早期退団という事情も
あり)でしたが、さすがに、暁千星さんはこれよりは1~2年
遅れると想定しましょう。
つまり研12~研13でのトップ就任です。


最近、研12でトップに就任したのは、龍真咲さん、明日海
りおさん、真風涼帆さんです。珠城りょうさんが異例で研9、
柚希礼音さんは研11、音月桂さんが研13、早霧せいなさんと
朝夏まなとさんが研14です。


一方、暁千星さんの次のトップ候補は今のところ100期の極美
慎さんか、102期の天飛華音さんではないかと思われます。
もし、極美慎さんであれば、暁千星さんとは2期しか離れて
いません。
もし、暁千星さんのトップ就任が遅れると、極美慎さんのトッ
プ就任はさらに遅れてしまうことになります。


したがって、暁千星さんの研12~研13でのトップ就任は、ほぼ
妥当な線だと思われます。
暁千星さんは、今年で研11ですから、あと1~2年でトップ就任
ということになります。


もう一つ、礼真琴さんが長期任期だとすると、暁千星さんの組
替え時期が今年の5月というのは、タイミングが早過ぎます。
来年でも十分間に合います。


以上からすると、礼真琴さんのトップ任期はそれほど長くは
ないのではないかと思われます。


礼真琴さんは、『めぐり会いは再び next generation』『Gran
 Cantante!!』で、トップ就任後本公演4作目です。
星組の今年の本公演は、年末から来年年始にかけての1公演と
なります。
来年は残り1公演、本公演があると思いますので、それで6作目
です。


さすがに、礼真琴さんが本公演6公演で退団は短いので、7公演
とすると、再来年(2024年)の1月~3月の本公演で退団という
予想になります。
この場合、暁千星さんは再来年(2024年)後半に研13でトップ
就任ということになります。


暁千星さんは、今年5月の『ブエノスアイレスの風』で東上公演
初主演。来年(2023年)、もう1回、東上公演主演を務めれば、
トップになる条件が整います。


現宙組トップの真風涼帆さんは、今のところ、今年の年末の本公
演で退団だと予想されます。予想通りであれば、本公演8作で退団
です。
ちなみに、柚希礼音さんは本公演13作、明日海りおさんは10作、
珠城りょうさんは8作で退団しています。
したがって、本公演8作以上で「長期任期」といえると思います。


もし、礼真琴さんが7作で退団であれば、短くはありませんが、
「長期任期」ということにはならないのだろうと思われます。