壽々の雑記帳

観劇のコメントや日々の出来事・時事問題などについて綴ります。

歌とダンスが素晴らしい!!May J.さん主演『ボディガード』

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


昨日は、ミュージカル『ボディガード』を観に、梅田芸術劇場
メインホールに行ってきました。


主役のレイチェル・マロンは、柚希礼音さん、新妻聖子さん、
May J.さんのトリプルキャスト。
今回は、May J.さん出演の回を観に行きました。


で、梅田芸術劇場に着いたら、いつもは女性用トイレになって
いる2階(1階席)の男性用トイレが男性用のまま。
これは、楽だと思っていたら、休憩時間に長蛇の列が……。
それだけ、男性がこのミュージカルを観に来たということだと
思うのですが、何故?


演目が『ボディガード』だから?それとも主演がMay J.さんだ
から?
ちょっと意味不明です。


ところで、公演解説は、以下のとおりです。


あの名曲と共に、命をかけたラブストーリーが華やかに舞台で
蘇る―。
本作は、1992年にケビン・コスナーとホイットニー・ヒュース
トン主演で世界中で大ヒットを遂げた映画『ボディガード』を
舞台化。グラミー賞受賞曲「I Will Always Love You」をはじめ
映画の楽曲をふんだんに使ったこの大型ミュージカルは、「英
国ローレンス・オリヴィエ賞」で、最優秀作品賞を含む4部門に
ノミネートされ、18か月の英国&アイルランドツアーは完売し
ウェストエンドへ凱旋。オランダ、ドイツ、韓国、カナダ、イタ
リア、オーストラリア、スペイン、フランス、オーストリア、米
国等世界中で上演され、日本では、2019年9月に本場英国キャスト
による初の来日公演を果たしました。
更には、2020年春に新演出にて日本キャスト版の初演を東京・大
阪にて予定しておりましたが、コロナ禍の影響で政府からの要請
に基づき、東阪で予定の33回公演の内、大阪公演5回のみの上演と
なり、殆どの公演回が中止となりました。この度、お客様のご期待
にお応えすべく、念願の再演が叶うこととなりました。


振付・演出を手掛けるのは、前回と同様ジョシュア・ベルガッセ。
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のNBC ミュージカルドラ
マ「SMASH」の振付でエミー賞を受賞、そして2018 年には宝塚歌
劇『WEST SIDE STORY』の演出・振付を担当するなど華やかな経
歴の持ち主が、創意工夫に満ちたステージングで『ボディガード』
のパワフルできらびやかな世界を創り上げます。
映画ではホイットニーが演じた人気絶頂のポップシンガー、レイチ
ェル・マロン役には、華やかなルックスと圧倒的なカリスマ性で多
くの観客を魅了する柚希礼音と、抜群の歌唱力で数々のミュージカル
作品で主演を務める新妻聖子が前回に続き出演。更に新キャストとし
て、紅白歌合戦にも出場し、日本を代表する歌姫として幅広い世代か
ら支持を集めるMay J.が加わり、トリプルキャストで演じます。そし
て、映画ではケビン・コスナーが演じ世界中の女性を虜にしたレイチ
ェルを守るボディガード、フランク・ファーマー役を、端正なルック
スと確かな演技力で映画やドラマで活躍中の大谷亮平が初演に続き出
演。熱狂と興奮と愛に包まれたミュージカル『ボディガード』の再出
発となる本公演にどうぞご期待ください。


ストーリーは、以下のとおりです。


レイチェル・マロン<柚希礼音・新妻聖子・May J.(トリプルキャスト)>
は、姉のニッキー・マロン<AKANE LIV>と共にオスカー賞を目指す、
歌手であり女優でもあるスーパースターである。


彼女は数か月前から、謎のストーカー<入野自由>に付きまとわれ、周り
では不審な出来事が続いていた。
レイチェルの身を案じるマネージャーのビル<内場勝則>の強い薦めで、
個人でボディガード業を営んでいるフランク・ファーマー<大谷亮平>に、
彼女の身辺警護の白羽の矢が立つ。
しかし、フランクの存在は、オスカー賞レースのためレイチェルの露出を
高めたい広報担当のサイ<猪塚健太>、古参ボディガードのトニー<大山
真志>の反発にあう。
何より、緊迫した状況にも関わらず、フランクを邪魔者扱いし、忠告を聞
こうとしないレイチェル。彼女の態度に、フランクは依頼を断ろうとする。
しかし、身勝手から危険な目にあったところをフランクに救われ、レイチ
ェルは彼に深く感謝をし、信頼を置くようになるのだった。
急速に距離を縮める二人だったが、フランクは依頼人と深い仲になること
に躊躇し、けじめをつけようとレイチェルを突き放す。
思い合っているのに、すれ違う二人・・・。
レイチェルとフランクの関係には亀裂が生じ、警護に支障をきたすように
なってしまう。


スターとして走り続けるレイチェル。任務遂行に身を捧げるフランク。狂
気を増していくストーカー。
家族が、仲間たちが、愛情、友情、恐怖、嫉妬、欲望がうずまく複雑な感
情に揺り動かされていく―


コメントです。

2020年の公演を柚希礼音さん主演で観劇していますので、今回は2回目。

May J.さんの歌は、初めて聞いたのですが、透き通るような伸びやかな声で
特に高音域が素晴らしい。
ラストで「I Will Always Love You」を歌うのですが、不安なところがなく、
確かな歌唱力で歌いこなせていたと思います。

また、歌いながらアンサンブルの人達と踊るシーンが何か所かあるのですが、
ダンスシーンもとても良かったと思います。

前回に引き続きフランク役の大谷亮平さん。はまり役ですね。
格好いいけどちょっと不器用。そんなフランクにぴったりです。

これも前回に引き続き出演予定だったレイチェルの姉のニッキー・マロン役
のAKANE LIVさん。前回、素晴らしい歌声を聞かせてくれたので、今回も
期待していたのですが、「諸般の事情」により休演。残念です。

アンサンブルの中から原田真絢さんが代役。力強く迫力のある歌声にちょっ
と驚いてしまいました。

上演時間は、

第1幕 1時間
休憩  25分
第2幕 1時間

ミュージカルとしては、短いほうですが、それを感じさせない緊迫感のある
ストーリー展開と名曲とダンスシーンの素晴らしさ。そして、レイチェルと
フランクの恋の行方。また、妹と共にアカデミー賞を目指した姉のニッキー
の挫折。
見所盛りだくさんの素晴らしいミュージカルです。

まだ、始まったばかりですが、他の公演が次々と休演されていく中、最後まで
完走されることを願っています。