妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

古川雄大さん主演の『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』を観た!!②

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


前回「②へ続きます」と書いてしまった
ので、遅くなりましたが②を書きます。
(何しろ、宝塚界隈が大変なことになっ
ていたので)(ネタバレあり)


古川雄大さんの「シルクハットと夜会服
にモノクル 」という、いかにもルパン、
という扮装が良く似合っていて、格好い
いのですが、どうも、これは、原作には
ない話で、本の表紙のイラストが広まっ
たようです。(ウィキペディアより)


でも、ルパン、というとやっぱり、あの
格好ですよね。


そのルパンが変装の名人ということで、
いろいろな人物に変装する所も、この舞
台の見所です。


まあ、大体、古川さんだと分かるのです
が、まさかの女装。で、歌うのですが、
高音部は、後ろで真彩希帆さんが手助け。


ここまでくると、もはや、コメディ。
さすが、小池氏。


原作の「ルパン」は、冒険小説でもあり、
推理小説でもあるのですが、その辺がち
ょっと物足りなかった。
小池氏は、推理物は不得意なんですかね。


第1幕の終わりでは、パラシュート、で
はなく、ピカピカのゴンドラ(舟ではな
く、ビルの窓掃除に使うヤツ)に乗って、
宙を舞ってファンサービス。


ルパンvs.カリオストロ伯爵夫人というよ
りも、どちらかというと、クラリスを巡
ってのルパンvs.ボーマニャンにして、ル
パンとクラリスの恋愛物語をメインにす
るところは、さすがに、宝塚の演出家。


最後には、ルパンvs.ボーマニャンの殺陣
もあって、見せ場ではあるんですが、な
んで、ピストルを使わないのかは、『カ
ジノ・ロワイヤル』と同じ。


まあ、ピストルでズドンでお終いってい
うのも味気ないですけどね。


ただ、ルパンがカリオストロ伯爵夫人に
アッサリと騙されてしまうというのは、
どうかと思いましたが……。
女に弱いのか?


とにかく、古川雄大さんの魅力満載の
『LUPIN』でした。


イープラス貸切公演でしたので、カーテ
ンコールで、出演者全員で、ウルトラマ
ンの格好をしていました。(←これって、
今でも通用しますか?)




しつこく、③へ続きます。
今度は、愛知公演だったはず。