妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

古川雄大さん主演の『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』を観た!!①

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


一昨日は、『LUPIN ~カリオストロ伯爵
夫人の秘密~』を観に、帝国劇場へ。
昨日は、『Greatest Dream』を観に、梅
田芸術劇場メインホールへ。
そして、今日は、その『Greatest Dream』
のライブ配信を視ました。


ライブ配信は楽でいいのですが、東京公
演と大阪公演の連日の観劇遠征は、さす
がに疲れました。


何か、今日は、宝塚歌劇団界隈が騒がし
いですが、なにかあったのでしょうか?


まあ、観劇したのは、どちらも、OGさん
出演ですので。
(美穂圭子さんだけ現役か)


今回は、『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫
人の秘密~』の方の記事です。


Wキャストは、
カリオストロ伯爵夫人:柚希礼音さん
ボーマニャン:黒羽麻璃央さん
です。


まず、公演プログラムからストーリー紹
介です。(敬称略)
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 テンプル騎士団のカテドラルを再建し
施療院を作る計画の会見が、カテドラル
の廃墟で開かれていた。テンプル騎士団
研究会会長ボーマニャン(黒羽麻璃央)、
女性参政権を求める活動家の婦人や新聞
記者など多くの人々が集っている。デテ
ィーグ男爵令嬢クラリス(真彩希帆)は、
テンプル騎士団に伝わる燭台・生命の樹
メノラーの失われた7本枝の謂れーすべ
ての枝が燭台に戻った時すべての願いが
叶うというーと、慈善事業への強い思い
そして施療院の院長に就く決心を語る。


 そこへ考古学者のマシバン博士がやっ
て来て、カテドラル発掘時に発見された
金属の棒を鑑定し、燭台の枝の1本だと
告げる。鑑定後にボーマニャンは博士か
ら枝を取り上げ去っていく。ーそして彼
を見送った博士の声色が変わり、本物の
枝は自分が持っていると独白する。変装
をとき正体を現した彼こそが、怪盗紳士
アルセーヌ・ルパン(古川雄大)ー!


 ところ変わってデティーグ男爵邸の夜
会。アメリカ帰りの実業家ルイ・ヴァル
メラに変装したルパンと色男・ジェーブ
ル伯爵が女性の人気を二分する。借金を
抱えた男爵(宮川浩)はボーマニャンに
押し切られ、彼と愛娘クラリスの婚約発
表を進めようとしていた。ところがそれ
を拒否するクラリスは、ルパンを名乗る
人物に攫われ姿を消してしまうが、本物
のルパンは会場に残っている。ルパンを
騙りクラリスを攫った人物はジェーブル
伯爵。彼こそが多くの謎を抱えたカリオ
ストロ伯爵夫人(柚希礼音)その人だっ
たー。


 クラリスの行方、そして7本の枝が揃
うとテンプル騎士団の財宝の在処が知ら
されると伝えられる燭台をめぐって、名
探偵シャーロック・ホームズ(小西遼生)、
ルパン・マニアの高校生探偵イジドール
(加藤清史郎)、ルパンを追うガニマー
ル警部(勝矢)も参戦し、前代未聞の冒
険活劇が幕を開けるー!
==================
いかにも、小池修一郎氏脚本・演出の豪
華キャストによる娯楽大作という感じで
す。(←一応、褒めています)


ルパンの原作は、全部は読んでいません
し、読んだのも、大昔の話でほとんど覚
えていませんが、ルパンの小説に出て来
る主な登場人物を寄せ集めて、ついでに
『奇厳城』という舞台を設定したという
感じです。


小池氏お得意のストーリー設定ですね。


まあ、理屈抜きで楽しめる(相変わらず
ツッコミどころ満載ですが)作品になっ
ています。


右隣のちょっと足の不自由なお婆さんが
大喜びで観ていたので、これはこれで、
良かったのかな、と思いました。


何となく、宝塚歌劇団の舞台でも登場人
物は少ないですが、出来そうな気がしま
す。


イケメンの古川雄大さんがルパンを演じ
ると、やはり、格好いいです。


歌がみんな上手いですね。


最初の場面でクラリス役の真彩希帆さん
が、7本枝の燭台の謂れを歌う「願いが
叶う日」の歌が素敵で、真彩希帆さんの
透き通ような歌声が帝国劇場に響き渡り
ます。


曲は、『1789 -バスティーユの恋人たち-』
のドーヴ・アチア氏。どのナンバーも素
敵です。


敵役のボーマニャン役の黒羽麻璃央さん
の張りのある圧巻の歌声にはちょっと、
驚きました。


『ロミオ&ジュリエット』のロミオ役で
は観ているのですが、こんなに上手かっ
たっけ、という感じがしました。
上手くなったのかな?


黒羽麻璃央さんは、東京公演だけ出演で
すので、もう、観れないのが残念です。


愛知公演、大阪公演へそれぞれ1回ずつ
観に行く予定です。


②へ続きます。