妻が宝塚ファンで……。

ミュージカル観劇や日々の時事問題などについて綴ります。

トップスター3人の直談判も「飼い犬に手を嚙まれました」?ー週刊文春第8弾

今晩は、壽々(じゅじゅ)です。


今週の週刊文春の後半部分で、タイトル
が「飼い犬に手を嚙まれました」となっ
ている箇所です。
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 下級生たちを奈落の底に突き落とした
会見から二日後の十一月十六日の夜中。
大劇場七階にある理事長室の灯りが煌々
と点っていた。この日、木場氏と深夜ま
で向き合ったのは、芹香と同期の雪組ト
ップスター・彩風咲奈、二期下の花組ト
ップスター・柚香光、星組トップスター
・礼真琴だった。東京公演中の月組トッ
プスターを除いた三人は、木場氏に直談
判したのだ。とりわけ彩風は語気を強め、
こう迫ったという。
「一度全ての公演を止めて、劇団が一つ
になって同じ温度で同じ方向を向くべき
じゃないですか」
 この出来事を知った芹香は「彩風は同
期なのに酷い」と憤っていたという。
「彩風は責任感が強く、一貫して生徒た
ちの心身のケアの重要性を訴えてきた。
十月十六日夜にも木場氏と向き合い、
『もっと休養時間を確保しないと私はも
うやりません』と主張していました。
(別の劇団関係者)


 その翌日、劇団は十一月二十五日から
東京宝塚劇場で予定していた宙組公演
『PAGAD(パガド)』を十二月十四日
まで中止すると発表した。彩風は雪組の
生徒たちを前に、落胆の言葉を漏らして
いる。
「トップが集まって話し合ったのに、劇
団はいつまでも変わらない。暖簾に腕押
しじゃないか」
 その頃、梅田芸術劇場では雪組OGに
よる公演が行われていた。休憩中、前理
事長の小川友次氏は関係者にこう語り、
苦笑いを浮かべたという。
「彩風は私がトップにしてやったのに、
飼い犬に手を噛まれました」
(小川氏は会社を通じて「発言の事実は
ございません」と回答)
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まあ、発言があったかどうかの真相は、
分かりませんが、もし、このような発言
をしていたとすれば、トップスターを
「飼い犬」呼ばわりするのは、前理事長
としてその資質が問われるのではないで
しょうか?


結局、小川氏も木場氏も歌劇団内部の実
情を知りながら、そのまま放置していた
ように思われます。


本気で宝塚歌劇団の体質を改革しようと
思うのなら、やはり、外部の人間で改革
の出来るような人材を歌劇団の理事長に
招聘すべきだと考えます。